| ほとんどのチューナーはロールス・ロイスくらいのクラスを「敬遠」するものだが |
さすがにマンソリーはロールス・ロイスにも臆さない
さて、フェラーリやランボルギーニ、メルセデス・ベンツなどハイエンドブランドのカスタムに明るいマンソリーですが、今回は得意とするブランドのひとつ、ロールス・ロイスのカスタムを披露することに。
対象となったのは高い人気を誇るカリナンで、しかしロールス・ロイスの各モデルはもともと「人類が作りうる最高のクルマ」であり、工場出荷の時点で高いクオリティを持つだけに、各チューナーにとっても「手を出せない」ブランドの一つです(同時に、ロールス・ロイスの顧客もカスタムを必要としてない)。
ただしマンソリーのカスタムは「ロールス・ロイス純正を超える」
つまり多くのチューナーやコーチビルダーではロールス・ロイスのクオリティを超えることが出来ず、よってカスタムすることで「グレードダウン」してしまう可能性があり、こうなると当然ながらロールス・ロイスのオーナーは納得しないわけですね。
ただしマンソリーの場合はその高い技術力を駆使することでロールス・ロイスのオーナーを納得させるだけのカスタムを行うことができるものと思われ、実際にこれまでにも複数のロールス・ロイスを手掛けている、という実績も(ブガッティをカスタムするのもマンソリーくらいのものである)。
そして今回のカリナンを見てみると、フロントバンパーやリアバンパーが変更され、サイドステップに加えて鍛造カーボンファイバー製のフロントフード、そしてトランクリッドスポイラーにルーフスポイラーなどが装着済み。
フロントフェンダーやドアアンダー、Dピラー含む各部にもカーボン製の加飾が追加されており・・・。
さらにホイールはマンソリーが得意とする「ディッシュ」タイプ。
-
2024年には「ディッシュ(ディスク)ホイール」が流行るらしい。加えて「パステルカラー外装」「ブライトカラー内装」も大きなトレンドになる予感
| 加えて「ヴィジブルカーボン」も大きなトレンドになるとして注目されている | ディッシュホイールはその幅広い背景、そして様々な解釈ができることから多くに受け入れれるだろう さて、ここ数年は自動車のカ ...
続きを見る
マンソリーがカスタムしたロールス・ロイス・カリナンのインテリアはこうなっている
そしてこちらはこのロールス・ロイス・カリナンのインテリア。
エクステリア同様にホワイトとブラックをメインとしていますが、外装にはないターコイズが効果的に使用されています。
なお、さすがのマンソリーといえどカリナンを「スポーティに」仕上げることはせず、ロールス・ロイスがもともと持つ「豪華」路線を敬承しており、そこまで際立った変更はないようにも見えますね。
合わせて読みたい、マンソリー関連投稿
-
マンソリーがメルセデス・マイバッハ S680のフルカスタム車両を公開。ボディカラーはチャイナ・ブルー、ウインドウフレームまでもがボディ同色にペイント
| とことんボディカラー同色を追求することでエキゾチックな仕上がりに | マンソリーというと「カーボンむき出し」がひとつの定番ではあるが さて、非常に高いレベルのカスタムを施したクルマを精力的に発表す ...
続きを見る
-
今度はミリタリー調。マンソリーがフェラーリSF90スパイダーへワイドボディキット「F9XX」を装着し内外装をフルカスタム
| マンソリーが「ミリタリー」とはなかなかに珍しい | フェラーリのカスタムにこのカラーを指定するオーナーもまたレアである さて、マンソリーはこれまでにも「前後左右グラデーション」「トルコ石モチーフ」 ...
続きを見る
-
マンソリーが未来の「空飛ぶクルマ」を提案。未来の富裕層は本当にこんなクルマに乗っているのかもしれないな
| 多くの自動車メーカー、そしてデザイナーが「空」「宇宙」に対して強いあこがれを持っている | そのデザインはたしかに「マンソリー」っぽい さて、ランボルギーニやフェラーリ、ロールス・ロイスなどハイエ ...
続きを見る