ブガッティがモナコに新しくショールームを開設！シロンの命名元であるドライバー、ルイ・シロンの生家にほど近く、F1 GPコース脇という絶好の立地

｜　あわせて招待客はモナコ公国のカーコレクションへと案内　｜

もしかすると中東や英国のディーラー以上に多くのブガッティを販売することになるのかも

さて、ブガッティが新しくモナコにディーラーを開設したと発表。

モナコには数多くの富裕層が住んでいることで知られますが、それ以外の理由でもブガッティが拠点を構えるのにこれほどふさわしい土地も他にないかもしれません。

ブガッティの歴史の中ではモナコが非常に特別な位置を占めており、たとえば1929年に開催されたモナコGPで初めて優勝したのはウィリアム・チャールズ・フレデリック・グローバーが駆るブガッティ・タイプ35B。

さらに「シロン」の命名元となったブガッティの伝説的レーシングドライバー、ルイ・シロンは1899年にモナコで生まれ、1931年のモナコGPで優勝していますが、今回の新しいブガッティディーラーはF1グランプリが開催されるコース沿いにあり、かつルイ・シロンの生家に近いラ・ラスカスコーナーに設置されているのだそう。

新しいモナコのブガッティディーラーには「W16ミストラル」も展示

今回このブガッティディーラーがオープンするに際しては限られた限られた顧客のみが招待され、ディーラーからわずか100メートルのところにあるモナコ公国カーコレクションを訪問したそうですが、ここでは（顧客への納車がまだ始まっていない）ブガッティ最後のW16エンジン搭載モデルであるW16ミストラルも展示されており、このコレクションのディレクターであるヴァレリー・クロジエ氏による個別ガイドツアーを受けるといったイベントも。

ブガッティ・オトモビルのマネージング・ディレクターであるヘンドリック・マリノフスキ氏は「ブガッティは、モナコ公国に自然に溶け込み、この地域のお客様が期待する比類なきプレステージ、卓越性、時代を超えたラグジュアリーを提供します。ブガッティが長い間歴史を刻んできたこの通りは、ブガッティの並外れた伝統とモナコとのつながりに敬意を表するのに、これ以上ない場所なのです」とコメントしています。

このブガッティ・モナコ・ショールームは、モナコ公国で35年以上にわたって営業活動を行い、比類なき顧客サービスの評判を確立してきたセゴンド・オートモビル・グループとのパートナーシップにより誕生したといい、今後多くの顧客を生み出すことになると思われます（現在もっともブガッティを売るのは英国のショールームだそうだが、それ以上にモナコでは多くのブガッティを販売しそうだ）。

そしてセゴンド・オートモビル・グループのマネージングディレクター、ステファン・コルマート氏によれば「ブガッティ・モナコのショールームは、ヨーロッパで最も魅力的な場所のひとつであり、モナコの最も象徴的なエリアのひとつに位置しています。レースでの成功や世界最高峰のクラフツマンシップで知られるブガッティの世界にお客様をお迎えするには、実に理想的な場所です。私たちは、ショールームとアフターセールスセンターの両方でブガッティのネットワークの一員であることを計り知れないほど誇りに感じており、究極のデザイン、利便性、ラグジュアリーを提供するためにお客様をお迎えできることを本当に嬉しく思っています」。

なお、販売後のメンテナンスについてもセゴンド・オートモビルズが担当するといい、新しく設置された（モナコに隣接する）フレンチ・リビエラ・ブガッティ・サービスセンターでは、ブガッティの本拠地であるモルスハイムで直接トレーニングを受けた技術者チームによってブガッティ各車のケアがなされることも合わせて紹介されています。

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参照：Bugatti