| やはりこれだけのハイパーカーであれば、とことんこだわった仕様にて製造して欲しくなるものである |
今後のさらなるレビューに期待したい
さて、先週は米不動産王にしてハイパーカーコレクター、マニー・コシュビン氏にブガッティ・ボリードが納車されたとお届けしましたが、今回はその詳細が同氏の公式YouTubeチャンネルへと公開されることに。
このボリードは全米にて「2台目」となるのですが(最初の1台目はテキサス州オースティンのCJワークスチームへと納車)、マニー・コシュビン氏のボリードの納車は「3ヶ月遅れた」そうで、同氏はその興味深い理由についても語っています。
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米ハイパーカーコレクターに「地球上でもっとも過激なクルマ」のひとつ、ブガッティ・ボリードが納車。米ではこれが2例目
Image:mannykhoshbin(Instagram) | ボリードは生産わずか40台、その価格6億円オーバーのサーキットウェポンである | おそらくは今後どんどん納車が進んでゆくものと思われる ...
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ブガッティ・ボリードはこうやって納車される
今回納車を担当するのはブガッティ・ニューポートビーチで、このボリードは「木箱」に入った状態でブガッティ・ニューポートビーチへと運び込まれています。
なお、北米の場合、ほとんどは「本国の工場から直接ディーラーへ」と納入されるようですが、日本だとまずは豊橋のPDIセンターへと運び込まれ、そこで検査や日本仕様への変更がなされることが輸入車の常なので(もちろん例外あり)、こういった「クルマ入りの木箱」を見機会とは非常に少ないように思います。
このボリードは「ブルーをベースに、ブラックのアクセント」というヒーローカラーをもって発表されていますが、マニー・コシュビン氏はより「ダークな」カラーを求めており、逆に「ブラックをベースにブルーのアクセント」という仕様を選択することに。
そしてリアウイングなどに施される「BUGATTI」文字、ミシュランやシャンパーニュ・カーボンのマークやロゴ、そしてアクセントカラーなどは「デカールではなく塗装」を選択したために(そのぶんペイントに時間がかかり)納車が遅れたのだそう。
ブガッティ・ボリードは1600馬力を発生する8リッターW16クワッドターボエンジンを搭載していますが(車重はわずか1450kg)、公道での走行ができず、よってサーキットや空港でしか走ることができないため、同氏のこれまでのクルマのようなレビューは期待できないかもしれず、しかし今回の「納車」に続く続編を期待したいところですね。
ブガッティ・ボリードが納車される様子を収めた動画はこちら
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参照:Manny Khoshbin(Youtube)