| アウディが残価保証型ローンを本格導入 |
アウディ・ジャパンが「ローン終了時の買取額を保証」する残価保証型ローン「Audi Future Drive(アウディフューチャードライブ)」を本格導入する、と発表。
アウディはもともと残価設定型ローン(「Audi Sローン」)の導入はあったものの、残価についてはこれまで「時価」。
つまりローン最終回を迎えたそのときに査定してみて、設定した残価より安い場合もあったものが、これからは「設定した残価を下回ることはなくなる」ということに(アウディからのプレスリリースはこちら)。
これによってぼくら消費者が得られるメリットとしては「最終的に、追加での支払いが発生することはない」ということ。
となると残価分は実質的に「値引き」だと考えてよく、たとえば500万円のアウディ車を購入するとき、3年後の残価が50%だとすると、250万円でアウディが買えると考えて良いわけですね(ただし分割の際のローン金利は500万円に対してかかる)。
すでにいくつかの輸入車が期間限定などで導入しているものではありますが、これは相当なインパクトがあり、1000万円のアウディが500万円で買えたりする、というのはかなりの衝撃(買う予定がなくとも買いたくなるくらい)。
ちなみに支払回数は36回(3年)/ 48回(4年)/ 60回(5年)が選択でき、最終回の支払い時には「1.Audiへの乗換え、2.車両の返却、3.継続利用(残価を再分割または一括支払い)」という選択肢がある、とのこと(詳細は専用サイトに記載がある)。
なお、「1.Audiへの乗り換え」についてはなんらかの優遇(つまり値引き)があるのかもしれません。
残価設定型ローンは手持ちの資金が少ない際に「かなり有用な」選択だと言え、しかも残価保証型を導入しているとなると、購入を他のブランドと迷っているときなどに強力な「追い風(やはり残価保証しているブランドに流れそうにはなる)」になるとも考えられますね。