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SUV専門チューナー、LUMMAデザインがアウディQ8をカスタム。クーペスタイルSUVということでスーパーカー風に

2019/05/02

| ウイングレット付きスポイラー、エアロフリックまで装備 |

LUMMAデザインがアウディQ8のカスタムプログラム「CLR 8S」を公開。
その内容はまさに過激の一言で、フロントバンパー、フロントスポイラー、サイドスカート、リアディフューザー、オーバーフェンダー、ボンネット、アイライン、ローダウンにホイール交換といった感じで多種多様。

LUMMAデザインはこれまでにもメルセデス・ベンツGクラス、アウディSQ5などのカスタムも手がけているものの、今回のQ8については「クーペSUV」ということもあり、ややスポーツカー寄りの構成内容となっているようですね(フロントバンパーにはエアロフリックも装着されている)。

アウディQ8は日本未導入

なおアウディQ8はアウディのSUVにおけるフラッグシップで、メルセデス・ベンツGLEやBMW X6のライバルということになりますが、日本では未導入なので「馴染みが薄い」モデルではあります。

フロントの「烏天狗」風グリルが特徴的で、内外装ともに新世代のアウディを象徴するモデルのひとつでもあり、現在発売されているのは「Q8 50 TDI」のみ。

そしてQ8 50 TDIに採用されるのは3リッターディーゼルエンジン、そして48Vのマイルドハイブリッド。
これはベルト・オルタネーター・スターター(BAS)とリチウムイオンバッテリーにて構成され、時速55キロから160キロの間で走行が可能(低速時はバッテリーのみでの走行ができない模様)。
システム合計で出力は286馬力、0-100キロ加速は6.3秒、最高速度は時速245キロ、と公表されています。

”CLR 8S”のリアはこんな感じで、エアロパーツとしてルーフスポイラー、リアスポイラーに加えてリアガーニッシュ、リアディフューザーの交換/追加、さらには機能パーツとしてエキゾーストシステムの交換も。
ちなみに前後ランプのサイドに「ダクト」が追加されるのはここ最近のアウディRSモデルの一つの特徴で(そしてLUMMAデザインはそれを取り入れている)、おそらくはパフォーマンス向上よりも視覚的な「ワイド感」を与えるのが目的だろうと思われます。

なおホイールは22/23/24インチが用意されている、とのこと。

インテリアはこう。
シート、アームレストやドアインナーパネルが張り替えられていることがわかります(そのほかは手付かずっぽい)。

LUMMAデザインの得意分野はSUV

なお、LUMMAデザインはドイツ拠点のチューナーで、やはり得意分野はドイツ車。
ブランドとしてはアウディ、メルセデス・ベンツ、BMW、ポルシェに加えてレンジローバー、ジャガーも手がけるものの、その対象は「SUVのみ」という一風変わったチューナーでもあります。

直近だと新型メルセデス・ベンツGクラスや、

アウディRS Q5のカスタムも公開。

ただ、それらに比較しても今回のQ8はカスタム幅が大きく、かつそうとうなインパクトを持っていますね。

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