| BMWアブダビが珍しい”ピンク”のカスタムを公開 |
いつも色鮮やかなカスタムカラーを身にまとうクルマを公開するBMWアブダビ。
今回は珍しく「ピンク」ですが、これはぼくの記憶している範囲では「初」。
アブダビは中東という性質上かブルーが好まれることが多く、ほかではグリーン、イエロー、レッドといった鮮やかなカラーに人気が集中しているようです。
加えて、女性がクルマを運転することが一般的ではないという風潮もまだ残っていて、そのために「ピンク」が少ないのかもしれません。
なお、中国の成功者は高級車を好み、かつ中国では女性の経営者が多いということもあって「ピンクの高級車/スポーツカー」がたくさん見られるのも一つの傾向(中国は女性のスーパーカーオーナー比率が高い)。
ピンクは難しい色だ
今回公開されたBMW750Liのボディカラーは「ローズクォーツ」で、もちろんBMWのカスタム部門「インディビデュアル」によって製作されたもの。
「Mスポーツパッケージ」が装着され、3Dデザイン性のフロントスポイラーも装着済み。
なお、ピンクは非常に難しい色として知られ、その理由はタイヤなど自動車に必ず存在することになる「ブラック」との相性があまり良くないこと、そして色味によっては甘ったるくなったり生々しく感じられてしまうこと(ピンクのクラウンはメッキやブラックパーツとの相性の悪さが感じられる)。
トヨタがかつて「ヴィッツ」にピンクを採用したときにも「生々しく見えない」ようにするのが一番難しかったというコメントを見たことがありますが、そのヴィッツのピンクもちょうどこのBMW 750Liのような感じですね。
ヘッドライトには「レーザー」が採用されている模様。
どこまでも広く、場所によっては街灯の少ないアブダビではかなり「ありがたい」装備なのかもしれません。
インテリアはオフホワイト。
アッパー部分は販社を考慮して「ブラック」で仕上げられていますね。
外装に比較しインテリアが比較的シンプルなのも、これまでのBMWアブダビが公開してきた車両の一つの特徴です。
ほかにもこんなに。BMWアブダビによる7シリーズのカスタム
アブダビという土地柄か、コンパクトなモデルよりも高額なモデルに人気が集まるようで、BMWアブダビではこれまで数々のカスタムを公開しています。
こちらはかつてM3にも採用されていた「エストリル・ブルー」にペイントした7シリーズ。
こちらはサンマリノ・ブルー。
さらに明るい「サントリーニ・ブルー」。
かなりインパクトのあるジャバ・グリーン。
VIA:BMW Abu Dhabi