| BMWはi7にてどうメルセデス・ベンツEQSに対抗するのか要注目 |
内外装とも、ライバルに負けないオリジナリティを出してゆく必要がある
さて、4月20日、日本時間の午後8時に公開される予定の新型BMW i7。
BMWはこれまでにもいくつかの(i7の)ティーザー画像や動画を公開していますが、今回「広々とした後部座席にて、巨大なシアター・スクリーン・ディスプレイ」を見る男性が映っている画像が公式Facebook上に公開されています。
なお、BMWは現在このスクリーンのサイズについて公開していないものの、「左右のシートぶん、そぞれぞれ」設置されるのであれば、かなり大きなサイズということになりそうです。
加えて収納方法もちょっと気になるところで、いったんサンルーフにシェードをかぶせた後に格納することになるのかもしれません(でないとディスプレイが日光や熱ですぐに劣化しそう)。
シアター・スクリーン・ディスプレイは8K対応
なお、BMWによれば、このパノラマ・スクリーン・ディスプレイは8Kに対応しているといい、Amazon Prime Video、Twitch、レッドブル、Tubi、アマゾンミュージックのアプリが画面に表示されており、しかしもちろんその他様々なアプリにも対応するはずで、さらには対応アプリは今後どんどん増えることになりそうです。
そしてこのティーザー画像を見る限り、新型i7については、自身で運転するよりも「後席に座るべき」クルマということがわかりますね。
加えて、EVのメリットでもある「静かさ」を生かしたエンターテイメント空間を暗に示唆しているのかもしれません。
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まだまだそのスペックは不明だが
そしてこの新型i7についてはわかっていないことが多く、逆にわかっていることだと、外観だと新型X7同様にスプリット・ヘッドライトを採用することになり、その理由としては「ヘッドライトを小さく見せることで車体を大きく見せたり、キドニーグリルを目立たせるため」だと思われ、それによるライバルとの差別化、識別性の向上、未来的なタッチの演出など様々な狙いも考えられます。
エレクトリック・パワートレインについても謎ばかりで、しかしiX M60と共通のバッテリー、エレクトリックモーターを持ち、600馬力(447キロワット)以上を発生する可能性が大。
一回の満充電あたり航続可能距離について、BMWによると「EPAの認定を受けた場合、最大で490キロ」だとされますが、これはライバルであるメルセデス・ベンツEQS(最大770キロ)に比較すると低すぎる数字でもあり、実際のところは正式発表を待つしかなさそうですね。
ちなみにこのi7の発表に加え、同じプラットフォームとデザインを採用する「新型7シリーズ」も同時発表される可能性が高く、こちらは「600馬力以上を発生するハイブリッドパワートレインを搭載する」とも。
しかしながら、現時点ではいずれも「推測」ではなく、明日の発表までしばし待つしかないという状況です。
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