Sankei Bizによると、今年上半期の韓国におけるメルセデス・ベンツの販売台数が日本を抜き、世界5位に躍り出た、とのこと。
なお1-4位は中国、アメリカ、ドイツ、イギリス。イタリアは6位、日本は7位、フランスは8位。
さらにモデル別だと「Eクラス/Sクラス」ではドイツ本国の台数を上回ったとしており(中国、米国に次ぐ3位に)、なにやら異変の予感。
なお韓国は人口が5100万人と日本の半分以下で、さらにはなにかと経済崩壊が叫ばれており、しかしこの結果には驚きを禁じ得ない状態。
ここでぼくが不思議に思うのは、ヒュンダイ「ジェネシス」。
ジェネシスはヒュンダイの肝いりブランドで、日本除く全世界では強力にプロモーションを展開していて、とくにアメリカでは品質ランキングにも影響があるほどの勢い。
要は「韓国のプライドをかけた」高級車とも言えるものの、なぜ「韓国人はメルセデス・ベンツではなくジェネシスを買わないのか」というのが不思議なわけですね。
ちなみにロールスロイスは本国以外では「初の」デザイン拠点を韓国に設けており、なにかと韓国の高級車市場がいまひとつわかりにくい状態に。
韓国人は「韓国大好き」かと思いきや、実はそうでもないという事実がここにはあるようで、韓国人の「韓国愛」は「韓国人である自分から逃れられない」という現実から逃避しようとするためのものであって(自分を納得させるために韓国に対する愛情ををむき出しにし、自分を納得させている)、実は「他の国の人になれるならなりたい」と考えているのではなかろうか、と思うわけです。
特に受験や就職というプレッシャーにさらされる若者たちは「逃れようのない現実」からの逃避手段として「自己肯定」「他者批判」を用いているのかもしれません。
加えて外国、とくに日本に対する憎悪は「願望憎悪」と置き換えても良いのかもしれませんね。
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