| 次期日産フェアレディは今のところ不確定要素が多い |
次期日産フェアレディZにはメルセデス・ベンツ製4気筒ターボエンジン、インフィニティの3リッターV6ターボエンジンが積まれる、というウワサ。
ルノー=日産とメルセデス・ベンツは提携関係にあるのでこれは「考えられる」範囲だとも言えそうです。
実際のところ、メルセデス・ベンツ初のピックアップトラック「Xクラス」はルノーと日産が展開するトラックを流用したもので、新型Aクラスに搭載されるエンジンも日産GT-Rに採用されるシリンダー内コーティング技術を使用したものだと報じられており、今回の新型フェアレディZへの「メルセデス・ベンツ製エンジン搭載」もうなずけるところ。
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新型メルセデス・ベンツAクラスのエンジンは日産GT-R由来の「コーティング」技術を採用
ルノー・日産とメルセデス・ベンツがエンジンを共同開発。日産GT-Rのエンジンから技術を移転
発表は2019年?
なお新型フェアレディZの発表はオリジナルの240Z登場から50週年となる2019年が濃厚とされており、メインとされるアメリカ市場を睨んでロサンゼルス・モーターショーで発表される、とも。
奇しくも新型スープラも2019年にアメリカで発表されると言われているので、もしかするとビッグネームが一度に登場することにもなりそうですね。
日産自身は「次期フェアレディは登場する(消滅しない)」と語っているものの、それ以上の具体的な話はなく、日産のチーフ・プランニング・オフィサー、フィリップ・クライン氏は「会社におけるフェアレディZの優先順位は低い」、ほかの重役も「まだ何年か先にならないと新型フェアレディZは登場しない」と語るなど、今の状態では到底「2019年に新型が登場するとは思えない」のも事実。※2017年の東京モーターショーにも次期フェアレディZが出展されると言われたが実現していない
新型トヨタ・スープラはBMWとの共同開発となりますが、この際日産もメルセデス・ベンツとエンジンだけではなく車体も共同開発(SLCと共有)してはどうだろう、と思う今日このごろです。
ちなみに日産は次期フェアレディZについて「クロスオーバーになる」という案も明かしていますが、この線もまだ捨てきれず、まだまだ新型フェあれエディZについては情報が交錯することになりそうですね。
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