| 内装スペシャリスト、カーレックスはクラシックカーも得意だった |
カーレックスがメルセデス・ベンツSL230(W113)の内装をカスタム。
以前にはSL280のインテリアを公開しているものの、今回のカスタムは前回とは大きく異なってオリジナル要素満載。
これまでもカーレックス(CARLEX)はコルベットの内装等にて、こういった重厚なデザインを手がけていますが、その独特のセンスには驚かされるばかりですね。
細部に至るまでその技と感性が光る
こちらはシートサイドの調整ハンドルとレバー。
おそらくバックレストの角度やランバサポートを調整するものなんじゃないかと考えていますが、磨き上げられた金属のベースにウッドのノブを持つことがわかります。
隣のレバーにもアルカンターラが巻かれ、ヘッドにはカーレックスのロゴ入りキャップが装着されていますね。
センターコンソールやシート、アームレストには素材や製法を使い分け。
シートにはウレタン挿入による立体的な加工とステッチ、アームレストとセンターコンソールにはグローブ縫い、そして部位によってはアルカンターラ。
レザー自体はアンティーク調。
装飾のため金属製のバックル、ストラップが用いられます。
ドア内張りにも質感の異なる複数のレザーを使用。
ドアインナーハンドルやドアポケットも秀逸ですね。
全体的にはこんな感じ。
メーターフードやサンバイザーもコンビ仕上げが採用されており、これらは運転中にも目に入る部分だけに気分を盛り上げてくれることになりそう。
シートバックにはクラシカルなストレージ。
何か大事なものが入ってそうな雰囲気がありますね。
そして驚かされるのがリアのハンパー(ピクニック)セット。
トランクの内張りまでもカスタムされているのはちょっとした驚きでもあります。
ハンパーセットの中身はこんな感じ。
もちろん専用に誂えたもので、重厚さや豪華さが感じられる仕様となっています。
カーレックスは独自性のあるカスタムが得意
なお、カーレックスは数ある内装カスタムショップの中でもひときわ光る存在。
単に張り替えるだけではなく提案性もあり、様々な素材や技術を駆使してオーナーの要望に応えているようですね。
こちらはメルセデス・ベンツのピックアップトラック「Xクラス」のインテリア。
異様なまでのゴージャスな雰囲気が特徴です。
こちらはランドローバー・ディフェンダー。
クルマの性格にマッチしたアドベンチャー風味がナイスですね。
こちらはメルセデス・ベンツのトラック「ゼトロス」。
中世風のような、スチームパンクのような雰囲気すら感じます。
こちらはハイパフォーマンスカーのGT-R。
やはりクルマの雰囲気に合わせたカスタムがなされていますが、日本刀をモチーフにした「サムライ」GT-Rは有名ですね。