| 新型Bクラスが登場。テーマは「モアスポーティ」 |
メルセデス・ベンツがパリ・モーターショーにて、新型Bクラスを発表。
Aクラスと基本構造を同じにしながらも「ミニバン」に仕立て上げたのは先代同様で、Aクラスよりも9センチほど高い車高を持っています。
メルセデス・ベンツはここ最近立て続けにニューモデルを発表しており、新型Aクラスに続いてEQC、GLE、そしてAMG GT4ドアクーペ、A35、そして今回のBクラス。
ワイドなフェンダーがスポーティーさを強調
なお、BクラスはBMWでいうところの2シリーズとモロに競合するモデル。
セグメント上では「Cセグメント」に属し、ポジション的にはメルセデス・ベンツ曰く「スポーツツアラー」。
そして今回の新型Bクラスについては「モア・スポーツ」がテーマとなっています。
ルックスは先代に比べダイナミックに、そして乗り心地は快適に、ドライブフィールは俊敏に。
すでにモデルチェンジがなされたAクラス同様に、より広く、より長く、そしてより広く。
フェンダーの膨らみが強調され、メルセデス・ベンツとしては「所帯っぽい」イメージを排除したかったようですね。
ここしばらく、「所帯っぽくない」ミニバンが多数登場していますが、様々な事情で「ミニバンしか所有できない」家庭も多いと思われ、そういった場合に「より選ばれる可能性が高い」のはこういった「スポーティーで、ミニバンっぽくないミニバン」なのかもしれません。
ホイールサイズは16インチから18インチまで。
大きなサイズのホイールを装着し、車高がちょっと落ちていると、たしかにかなりスポーティですね。
テールランプも最新デザインに。
そしてこれも最近のメルセデス・ベンツっぽく、ツルリとした段差のない表面、ボディパネルとのツライチな仕上げがなされています。
ヘッドライトも新デザイン、しかしBクラス特有のものへ。
最近のメルセデス・ベンツの傾向として、全体的な雰囲気や、ヘッドライトそしてテールランプの形状は同じながらも、ディティールや、ランプ内部において各モデルの差別化を図っているように思います。
今回発表されたラインアップとしてはB180、B200、B180d、B200d、B220d。
「d」がつくのは文字通りディーゼルモデルで、ガソリンモデルは両方とも1.3リッター(出力はB180が136馬力、B180が163馬力)。
今後はそのほかのバリエーションもおって追加され、4WD(4MATIC)がオプションで追加されるほか、ロングツーリングに備えて「容量の大きな」ガソリンタンクも選べるようになる、とのこと。
インテリアでは「MBUX」装備。
これはほかモデルと同じですね。
そしてアンビエントランプもほかモデル同様に与えられることになりますが、この光り方もBクラス独特のようです。
こんな感じでダッシュボード、ドア、センターコンソールに光源が仕込まれることに。
欧州での発売は11月3日からで、今のところ日本での発売時期や価格については不明。
VIA:Mercedes-Benz