| ブレーキもミント。おそらく手の入っていないところはない、非常にお金のかかった一台 |
マンソリー(MANSORY)が内外装とも「ミントな」メルセデスAMG S63カブリオレのカスタム「アペルタス・エディション(Apertus Edition)」を公開。
ただしマンソリーはカラーを変えたのみではなく、内外装に独自の意匠を加え、ローダウンにホイールも交換済み。
外装だとオーバーフェンダーに加えてカーボン製のエアロパーツも付与されていますね。
マンソリーのカスタムは「セレブ向け」
実際にここ最近だと、マンソリーはファッションブランド「ビリオネア」や、「フィリップ・プレイン」とのコラボレーションによってオシャレなコンプリートカーを発表していますね。
今回の「ミントな」アペルタス・エディションについては、とくにどこかのブランドとのコラボレーションではないようですが、ブレーキキャリパーまでもミントカラー、かつホイールも淡いグリーンに彩られ、かなり「ファッショナブル」だと思います。
オープンモデルだけに、トップを開け放つとインテリアが「丸見え」となり、より一層「ミントな」印象ですね(トップのカラーは不明)。
インテリアはこんな感じで「総張替え」。
ダッシュボード、ピラー、センターコンソール、アームレストやシート、ステアリングホイールといったレザー部分から、カーペット、マットに至るまで全部「ミント」。
なお、マットはキルティング仕上げのレザーとなり、これはブラバスやマンソリーが好んで採用するデザインですね。
シートにはパイピングが用いられていて、しかも通常のパイピングではなく「編み込みレザー」。
ヘッドレストにはマンソリーの「M」が型押しで入り、シート表皮はパンチング(パーフォレート)加工にダイヤモンドステッチが施されます。
シートの台座、ダッシュボードのサイド部分、シートベルトのアンカー、サンバイザーなども「ミント」。
相当にお金がかかってるんだろうな、という印象です。
インテリアそしてエクステリアには鍛造(フォージド)カーボン。
マンソリーが得意とする素材ですね。
なお、マンソリーはここ2年ほど鍛造カーボンを使用したカスタムカーを多数公開。
メルセデス・ベンツにはじまりフェラーリ、アストンマーティン、ランボルギーニ、はてはブガッティ・シロンまでを鍛造カーボンでカスタムしていますが、なぜか「BMW」「アウディ」のカスタムはほとんど見たことがないような気も。
つまりそれを求める顧客がいないということになりそうですが、そのあたり、同じジャーマンスリーと言っても「BMW、アウディが超えることが出来ない、メルセデス・ベンツへの壁」なのでしょうね。