| もともと購入する層が限られているせいか、あまり大々的なイベントを行う予定はないようだ |
ホイールは特別仕様のディッシュデザイン
さて、メルセデス・ベンツがマイバッハは創業100周年を記念し、メルセデス・マイバッハSクラスとGLSに特別仕様車「エディション100」を設定。
最初に世に出たマイバッハは1921年9月に発売された「W3」ですが、これはドイツ車では初めて採用される4輪ブレーキ、そして6気筒エンジンとプラネタリー・ギアボックス(すべての速度を一つのギアで操作できる)を備え、内装についても贅の限りが尽くされていたと言われます。
なお、このW3は当時「(メルセデス・ベンツではなく)マイバッハ・モトーレンバウ社」が発売したもので、その後ダイムラーが1961年にマイバッハ・モトーレンバウ社を買収し傘下に収め、それ以来マイバッハはずっとダイムラーとともにあるわけですね。
メルセデス・マイバッハのSクラス・エディション100はこんな仕様を持っている
そして今回発表された100周年記念車「メルセデス・マイバッハSクラス・エディション100」について、ハンドペイントされたシルバーとノーティカルブルーのエクステリアを持っています。
Cピラーにはマイバッハバッジと「EDITION 100」の文字。
インテリアはクリスタルホワイトとシルバーグレーパールのレザーとブラックウッドとのコンビネーション。
シートはダイヤモンドステッチにパンチング。
ダッシュボードはブラックウッドにライン入り。
こちらは後部座席。
このメルセデス・マイバッハSクラス・エディション100には6.0リッターV12ツインターボエンジンが搭載され、最高出力は621ps(463kW/630PS)、最大トルク738lb-ft(1,001Nm)を発揮。
これにより、0-60 mph(0-96 km/h)のタイムは4.4秒、最高速度は130 mph(209 km/h)をマークします。※おそらくリミッターによって制限されている
メルセデス・マイバッハGLS エディション100はこんな仕様を持っている
そしてこちらはメルセデス・マイバッハGLS エディション100。
ボディカラーはやはりシルバーとノーティカルブルーです。
ホイールはディッシュデザインの専用品。
やはりCピラーにはマイバッハのバッジとEDITION 100ロゴ。
インテリアもやはりクリスタルホワイトとシルバーグレーパールのレザーとブラックウッドとのコンビネーション。
ただしシート表皮のパターンはSクラスとは相違があるようですね。
こちらは後部座席。
メルセデス・マイバッハGLS エディション100に搭載されるのは最高出力549ps(410kW / 557PS)、最大トルク538lb-ft(730Nm)を発生する4.0リッターV8ツインターボエンジン。
これによって0-62 mph(0-100 km/h)を4.9秒で加速し、最高速度は155 mph(250 km/h)に制限されています。
メルセデス・マイバッハ エディション100にはこんな特別装備も
これらメルセデス・マイバッハ・エディション100には、購入特典としてマイバッハブランドのカーカバーと、クリスタルホワイトまたはブラックのレザーファイルケース、そしてRobbe & Berking社との提携によって特別な刻印が施されたシルバーのシャンパンフルートが付属する、とのこと。
さらに、18金のペン先に100個のダイヤモンドとマザーオブパールのキャップをあしらった万年筆も用意されている模様(当然だが、とんでもなく高そうだ)。
加えてマイバッハには様々なグッズも設定されており、オーナーにとっては「ついつい揃えてみたくなる」品揃えなのかもしれません。
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