| ボディカラー、インテリアにはこのゲレンデ特有の仕様が与えられる |
まさかメルセデス・ベンツが「バレンタインデー企画モノ」を発売するとは
さて、メルセデス・ベンツがバレンタインデーに「愛の証」としてGクラスの特別仕様車「ストロンガー ザン ダイアモンド エディション」を300台のみ限定販売すると発表。
メルセデス・ベンツが「バレンタインデー向け」としてこういった特別モデルを発表するのは非常に珍しく、そしてこのモデル名「ストロンガー ザン ダイアモンド」につき、Gクラスのキャッチコピーでもある「ストロンガー ザン タイム」をもじったものであると考えられます。
メルセデス・ベンツ Gクラス「ストロンガー ザン ダイアモンド エディション」はこんなクルマ
そこでこのGクラス「ストロンガー ザン ダイアモンド エディション」を見てみると、ベースとなるのは「G500」、そしてボディカラーはメルセデス・ベンツのパーソナリゼーション部門「マヌファクトゥーア」がこのモデル専用として特別に開発したカラー「ローズウッドグレーマグノ」。
メルセデス・ベンツはこのモデルにより、Gクラスを「紛れもないデザイン、弾力性、比類のない耐久性といった長年の特徴と相まって、真の愛のブランド」へと高めたとしていますが、「ダイヤモンド」という名ばかりではなく実際にダイヤモンドを使用しており、ドアロックピンには25カラットのダイヤモンドがセットされています。
そのほかドアシルプレートや・・・。
リモコンキーにもダイヤモンドのロゴが入ることに(このインレイはシルバー製だと紹介されている)。
インテリアの画像は公開されていないものの、ローズゴールドのコントラストステッチが施されたナッパレザーが用いられ(マヌファクトゥーア・オールレザーパッケージ)、フロアマットにもマヌファクトゥーアによるディープパイルが採用されるという豪華仕様を誇り、細部に至るまでもが「キラキラ仕様」ということになりそうです。
その他の特徴としては、最近のメルセデス・ベンツ / メルセデスAMGの他の限定モデル同様にモデル特有の(この場合は”STRONGER THAN DIAMONDS”)ロゴ入りインドアカバーが付属し、メルセデス・ベンツがこのクルマを「コレクターズアイテム」だと捉えていることがわかります。
なお、このGクラス「ストロンガー ザン ダイアモンド エディション」に使用されるダイヤモンドは「倫理的、社会的、環境的に責任のある供給源から生産されたものであることを保証する」宝石評議会 (RJC) 発行の証明書が付属するとのことで、ドイツ本国ではその車両価格が175,000ユーロ(現在の為替レートにて約2825万円くらい)に設定されています。
Gクラス「ストロンガー ザン ダイアモンド エディション」のプロモーション動画はこちら
合わせて読みたい、メルセデス・ベンツ関連投稿
-
メルセデス・ベンツ「ベイビーGクラス」はどうやらガソリンなし、ピュアEVのみとなるもよう。加えてラダーフレームではなく同社のFR用プラットフォームを採用か
| メルセデス・ベンツGクラス後継、ベイビーGクラスについては様々な情報が交錯している | 現時点ではいずれの情報も断片的でしかない さて、メルセデス・ベンツは数年前に「小型車ラインアップを縮小し、高 ...
続きを見る
-
CGアーティスト作、メルセデス・ベンツGクラスの箱バン「ゲレンデバン」がイケてる件。ボクは「これからオフロード系ミニバンが流行る」と考えている
| SUVの過剰供給、そしてアウトドアブームを考慮すると、この新しい「オフロードミニバン」に消費者や自動車メーカーの目が向いてもおかしくはない | 一部では「オフロード風味のSUV」の展開がなされてい ...
続きを見る
-
現行メルセデス・ベンツGクラスの生産が2024年はじめに終了との報道。その後は「EQGにインスパイアされ、大幅に空力性能が向上した」後継モデルが登場予定
| 新型メルセデス・ベンツGクラス(ゲレンデ)はそこまで大きく外観が変わらず、しかしエアロダイナミクスが飛躍的に向上 | これによってGクラスの課題でもあった燃費が大幅に削減されるようだ さて、メルセ ...
続きを見る