| 新型ポルシェ911GT3RSについては、淡色系を選んだほうがブラックパーツやカーボンパーツとのコントラストが強く出ていいかもしれない |
GT3に比較するとコスメティック系オプションが少なく、やはり「サーキット志向」であることが色濃く反映
さて、発表されたばかりの新型ポルシェ911GT3 RSですが、いくつかの国においてカーコンフィギュレーターが公開(日本ではまだ公開されていないようだ。オプションなどがまだ決まっていないのかも)。
そこで今回はイギリス版にて確認できるボディカラーや内装色、ホイールなどのオプションを紹介したいと思います。
概要を述べておくと、ボディ色はスタンダードカラー4色、スペシャルカラー5色、「ペイント・トゥ・サンプル」が114色、ホイールは3パターン、インテリアは4パターンという構成です。※ペイント・トゥ・サンプルでの選択肢が広がった反面、通常オプションの選択肢が狭まった
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なお、ホイールやインテリアに関してはほかの911シリーズよりも少なめとなっていますが、これは911GT3 RSがもともと「目的のために最高ランクの装備が与えられていること」や「豪華装備を追加して重量を増加させることは本望ではない」という性格を反映したものだと思われます。
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新型ポルシェ911GT3 RSにはこんなボディカラー・エクステリアのオプションがある
そこで新型ポルシェ911GT3 RSのボディカラーについて、スタンダードカラー(0円オプション)としてはホワイト、ブラック、ガーズレッド、レーシングイエロー。
スペシャルカラーとしてはシャークブルー、アークティックグレー、GTシルバーメタリック、パイソングリーン、そしてイメージカラーだと思われるアイスグレーメタリック。
これで不足があれば、いわゆるカスタムペイントである「ペイント・トゥ・サンプル」114色からの選択も可能です。※「ガルフオレンジ」「ガルフブルー」のほか、NATOオリーブなど、ミリタリーっぽい色もある
ホイールだと、まずはGT3 RS鍛造アルミ(標準)。
こちらは追加料金が必要なGT3 RS鍛造”軽量”アルミ。
デザインは標準のホイールと同じですが、「軽量」という文字が追加され、そしてカラーがブロンズへと変更されています。
こちらはヴァイザッハパッケージを選択した際のみに装着できるGT3 RS鍛造マグネシウム軽量ホイール。
このほか、エクステリア系のオプションだと「ドアミラー(台座)ボディカラー同色ペイント」「ウインドウトライアングルのカーボン化」「ポルシェロゴ入りLEDドアカーテシーライト」「ボディサイドのGT3 RSロゴ除去」「リアのモデル名除去」「ステッカーセット」「インディゴブルー、パイロレッド、シルバーのアクセントカラー(サイドのGT3 RSロゴ」「カーボンドアミラー」「ブラックインナーヘッドライト」「ダーク仕上げテールライト」「プライバシーガラス」といったオプションも。
新型ポルシェ911GT3 RSにはこんな機能型オプションがある
そして新型ポルシェ911GT3 RSの機能型オプションで真っ先にあげられるのが「ヴァイザッハパッケージ」。※下の画像はヴァイザッハパッケージ非装着
これはフロントフード、ドアミラー、ルーフ、リアウイング(アッパー)がカーボンファイバーへと変更されるもので、リアウイング裏面には「PORSCHE」ロゴが付与され、足回りだとマグネシウムホイールが装着され、さらにはサスペンションのカップリングロッド等がカーボン製へと変更されます。※下の画像はヴァイザッハパッケージ装着状態
インテリアだと一部パーツがカーボンファイバーとなり、パドルはマグネシウム(マグネティックテクノロジーもプラスされる)に、そしてヘッドレストには「ヴァイザッハ」ロゴが追加され、ギアシフトパネルのアッパーがレーステックス素材にてカバーされることに。
ヴァイザッハパッケージでは(カーボン製)ロールケージの「あり」「なし」を選べますが、これとは別にロールケージやキルスイッチなどモータースポーツ向けの装備が追加される「クラブスポーツパッケージ」も用意されています。
このほかだとフロントアクスルリフター、ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ(PCCB)、そしてPCCBのブレーキキャリパーはイエローもしくはブラックから選択可能(標準ブレーキのキャリパーにもブラックという選択肢がある)。
ドライバー・アシスト系だとパークアシスト+リアカメラ、トラフィックサイン・レコグニションといったものも用意されています。
新型ポルシェ911GT3 RSにはこんなインテリアのオプションがある
そしてここからは新型ポルシェ911GT3 RSのインテリアに関するオプション。
内装色は「ブラック✕GTシルバー」「ブラック✕ガーズレッド」の2パターンのみで、それぞれに「標準仕様」「ヴァイザッハパッケージ仕様」とが用意され、つまりは最大で4パターンということになります。
こちらは標準仕様の「ブラック✕GTシルバー」。
ヴァイザッハパッケージの「ブラック✕GTシルバー」。
ちなみに「標準」「ヴァイザッハパッケージ」のほか、18ウェイ電動調整式アダプティブスポーツシートも選択可能です。
そのほかのインテリア系オプションだと「ステアリングコラムのレザー張り」「パーソナルフロアマット」「エアベントのレザー張り+ルーバーのペイント」「エアベントとルーバーのレザー張り」「シートバックのレザー張り」「シートバックのペイント」や・・・。
おなじみ「レザーキーポーチ」、「レザー製車検証入れ」、「ダッシュボードトリムのレザー化(ドアを開けないとわからない)」「サンバイザーのレーステックス張り」「シートベルトアウトレットのレーステックス化」「アームレストのレーステックス張り+PORSCHEロゴ」「キーのボディ同色ペイント」。
そしてカーボン製ドアシルプレートにカーボンフロアマット、そして・・・。
「ブラッシュドアルミ(ブラック/アンスラサイト)」、「アルミニウム製ペダル」「BOSEサラウンドサウンドシステム」など。
ちなみにぼくがポルシェ911GT3RSを選ぶなら「NATOオリーブ」にヴァイザッハパッケージ、そしてゴールドのホイールといったコンビネーションです(内装はブラック✕GTシルバー)。
新型ポルシェ911GT3 RSの内外装オプションを紹介する動画はこちら
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参照:Porsche