| VW「Rブランドは常識に囚われてはならない |
フォルクスワーゲンが次期ゴルフR(ゴルフ8世代)について言及。
現在はホンダ・シビック・タイプRやメルセデスAMG A45のパワーアップ著しく、ゴルフRのパワー的優位性、つまる「数字から見た魅力」が失われつつある状態。
これに対してフォルクスワーゲンは危機感を募らせており、「これからのRブランドはエクストリーム路線だ」と発言。
ついにゴルフ8世代のゴルフRは400馬力へ到達
加えて「これまでのRブランドは常識的な考え方に囚われすぎていた。Rブランドの役割は常識を超えて行くことだ。誰も400馬力のホットハッチを生活に必要としていないだろうが、我々はそこへ行かねばならない」とのこと。
なお、現行世代(ゴルフ7)ではついに「ゴルフR400」は発売されそうにない状態。
この発言を鑑みるに、「技術的には全然可能」と言われていたゴルフR400が発売されなかったのは(VWが)「400馬力のホットハッチは非常識だ」と考えていたのだろうということが推測できます。
そんなわけで次期ゴルフRにおいては常識を捨て去る(でないとライバルに勝てない)という考え方にフォルクスワーゲンはシフトしたことになりますが、次期ゴルフRは48ボルトハイブリッドシステム(これはゴルフ”R”でなくとも採用される)が与えられ、7速DSG、4MOTIONはさらに走りに特化したチューンが施されることになる模様。
これらによって新型ゴルフRは現行モデルとは全く異なる「過激な」モデルになることが予想でき、フォルクスワーゲンはそのデザインについても「性能に見合った」過激なものになるだろうとコメント。
VWは「やるときはやる」メーカーなのでこの意気込みは実際に形となって現れそうですが、そうなるとまた一台、魅力的なホットハッチが出現する、ということに。
ゴルフ8は2019年6月から製造開始とされていて、となると早ければ年内に、遅くとも来年3月のジュネーブ・モーターショーあたりで発表されるのかもしれません。
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