| フォルクスワーゲン・ゴルフRはボクの考える「完璧」に近いクルマ |
さて、フォルクスワーゲンはゴルフ8世代の「ゴルフR」を発表したところですが、その納車が日本にて始まらないうちから、海外では(ゴルフRの)ハードコアモデルのウワサが登場しています。
この「ゴルフR plus(名称は未定)とも言われているモデルの存在については、オーナーズマニュアルへの記載から明らかになっており、その347ページ目に「エンジン型式DNFF、245kW(333PS)」として掲載されている模様。
この数字は新型ゴルフRの「320PSP」よりも13PS高い数字であり、その分パフォーマンスの向上が見込めそうですね。
加えて、軽量化等の対策が施される可能性もあり、”通常の”ゴルフRに比べて大きく差別化が図られることになるのかもしれません。
フォルクスワーゲンは「ゴルフ8」世代にて各モデルの差別化を拡大
なお、フォルクスワーゲンは現行ゴルフ8世代において、これまで以上にモデル間の差別化を拡大しているように思います。
これまでにもモデルによってフロントバンパーやグリル、サイドステップ、リアスポイラー、リアディフューザーといった外観上の差異が設けられていたものの、ゴルフ8ではそれが「さらに拡大」しているということですね。
加えて、同じ「GTI」であっても、ゴルフGTIそしてゴルフGTIクラブスポーツでは比較的大きな差異があり、となるとゴルフRとゴルフRプラスについても差異が設けられると考えるのが妥当かもしれません。
正直、もうちょっとパワーがほしかった
ただ、ちょっと残念なのはその出力が333馬力に「とどまる」こと。
ゴルフRについては、ゴルフ7世代より「400馬力、もしくは420馬力を発生する」ゴルフR400が登場すると言われており(しかし価格が高くなりすぎること、ディーゼル不正事件といったお家騒動にて計画がキャンセル)、いまに至るまで発売されていないという状況です。
そして市場にはいまだにゴルフR400(もしくは400R)待望論が根強く、今回こそフォルクスワーゲンにはその要望に応えてほしかったというのが偽らざる心境でもあります。
なお、ゴルフ7世代のゴルフRはぼくの考える「完璧なクルマ」のひとつで、そこそこ安価な割にハイパワー、そしてトルクスプリット4WDを持ち、なおかつ人もモノも乗ってサイズはコンパクト(気を使わなくていい)。
よって、まだ見ぬゴルフ8世代のゴルフRについても「さらにそのレベルを引き上げた」クルマであるのは間違いないと考えており、今度こそ購入候補に入れたい、とも考えているわけですね。
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