| シンガポールはスポーツカーが比較的人気 |
さて、シンガポールで見かけたクルマたち。
ちょっと面白いと思った傾向は「SUVの人気がさほどない」こと。
トヨタC-HRあたりのコンパクトSUVは比較的多く見かけたものの、ミドル〜ラージクラスのSUVはほぼ見ることがなく(皆無ではない)、これはシンガポールならではの傾向かもしれません。
なお、一番人気がありそうなのは「セダン」、次いで「ハッチバック」といった印象。
意外と古いクルマも走っている
そして、けっこう古いクルマや、クラシックポルシェも普通に走っているのも一つの特徴。
クルマを大切にする、という文化が根付いているのでしょうね。
そしてスポーツモデルも結構人気。
クーペが比較的多いなという印象もありますが、セダンにウイングを取り付けて「ツーリングカー風に」カスタムしている場合もあるようです。
そして上のポルシェ・ケイマン、下のベントレー・コンチネンタルGTのように「ブルー」の人気が高いのもシンガポールならでは。
なぜなのかはまったく不明ですが、とにかくブルーの人気は絶大です。
こちらはブルーのアウディR8。
タクシーにはPHEVが多く、かつ市内を走るクルマの騒音レベルもかなり低いようにも感じられ、全般的に環境意識は高い模様。
こちらはシェアEV(まだそんなに多くない)。
かなり珍しい、メルセデス・ベンツGクラス。
リボンが取り付けられ、「結婚式仕様」となっています。
なんとイエローのベントレー・コンチネンタル。
しかもフロントバンパーが交換されるなどカスタム済みですね。
フェラーリも比較的多く、そして走行しているフェラーリのほとんどは「レッド」。
クロームラッピングにストライプの入ったポルシェ981ケイマン。
なお「ボクスター」はほとんど走っていないようで、その代わりケイマンは結構多数。
かなりハードにカスタムされたスバル・インプレッサ。
こういった「ワイルド・スピード系日本車」もけっこう走っています。
フェニックス・ゴールドのBMW M3。
M3も比較的よく見るスポーツモデルです。
こちらもけっこう手の入った三菱ランサー。
フロントバンパーにはカナード、ルーフにはボルテックスジェネレータつき、しかしリアウイングなし。
930、964、993世代の911も比較的多い模様。
バイクはブラックの「イカツイ」系が人気
なお、シンガポールはかなりバイクが多く、かつスポーツモデルが大多数。
逆にスクーターが少なく、これは同じアジアでも台湾とは大きく異なるところです。
そしてバイクで人気なカラーが「ブラックやグレー」系。
しかもマットの人気が高いようですね。
このドゥカティはダークグレーにイエローのスプリングとブレーキキャリパーが合わせられており、これはどうやらシンガポールでは「定番」の組み合わせのようです。
こう行った感じで日本語のステッカーを貼っているクルマ、バイクも多数。
なお、意味不明の日本語が書かれたTシャツは大人気のようで、実際に着用している人を相当数見かけます。
少数派ですが「まったく見ないわけではない」アメリカン。
これはマットブラックにゴールド、という渋い仕様ですね。