| 現時点では内外装とも若干選択肢が少なく、おそらくは3D版コンフィギュレーターの公開とともに選択肢が増えそうだ |
現在、世界的に見てフェラーリの「ロッソ比率」は60%超らしいが
さて、フェラーリが新型SUV、プロサングエの発表とともにカーコンフィギュレーターを公開。
なお、ここ最近のフェラーリのカーコンフィギュレーターは「2D」と「3D」両方が公開されることが多いのですが、今回は2Dのみの公開となっているもよう。
ちなみにフェラーリというと「レッド」というイメージがあり、日本だと体感上では9割近いフェラーリがレッド系のボディカラーを持つように思いますが(世界的には6割ちょっとだと言われる)、このプロサングエはSUVという性質を持つ以上、もしかするとレッドを選ぶ人は少ないのかもしれません。
ただ、実際のところどうなのかはまだまだわからず、実際に納車がはじまるのを待ちたいところですね。
フェラーリ・プロサングエに用意されるボディカラーは22色
そして今回フェラーリ・プロサングエに用意されるボディカラーは22色。
もちろんディーラー専用コンフィギュレーターを使用すればこれ以外にもたくさんのボディカラーを選ぶことができ、それで満足できなければ「カスタムペイント」を選択することも可能です。
なお、今回プロサングエの発表にあわせて「ネロ・プロサングエ」が追加されており(296GTSとともに登場したBIANCO CERVINOも選べる)、しかしざっと見たところ、ゴールド系が選択肢に入っていないもよう。
今年のF1マシンと同じボディカラー、ロッソ・フェラーリF1-75も選べないようですね。
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そこでいくつかのボディカラーを見てみると、ちょっと暗めのレッド、ロッソ・ムジェッロはけっこうマッチングがいいかも。
メタリックグレー(グリージョ・チタニオ)もけっこう良さそう。
プロサングエのボディは抑揚が強く、よってメタリック系との相性がいいんじゃないかと考えています。
488スパイダーのイメージカラーに使用されたブルー・コルサ。
なお、ルーフは「ノーマル」「(エクスポーズド)カーボン」「パノラミックルーフ」の3種から選択可能。
ドアミラー、フェンダーアーチ、フロントバンパー内のエレメントなどをカーボン化できるオプションも(このボディカラーはロッソ・スクーデリア)。
ホイールは「標準」「CERCHIO(鍛造)」の二種で、それぞれフィニッシュが3種類。
標準だとシルバー、マットシルバー、光沢仕上げの3つで、鍛造ホイールだとリキッドシルバー、マットブラック+ダイヤモンドカット、グロスブラックにダイヤモンドカットの3種類。
グレーやブラックの選択肢はありませんが、別途追加オプションにて他のカラーを選べるものと思われます。
選べるブレーキキャリパーのカラーはシルバー(アルミニウム)、ブラック、ネイビー、レッド(ロッソ・コルサ)、イエローの5色で、ゴールド、ロッソ・モデナ、ロッソ・スクーデリアは選べず、現時点ではちょっと選択肢が少なめ。
エキゾーストパイプは「標準(クロームっぽい)」「スポーツエキゾースト(マットシルバーっぽい)」「ブラックセラミック(マットブラックっぽい)」を選択可能。
逆にフェラーリ・プロサングエのインテリアにおける選択肢は増加
そしてここからはフェラーリ・プロサングエの内装オプション。
シートデザインは標準とスタイルとの二種で、こちらは標準シート。
こちらはもう一方のスタイル・シート。
こちらを選ぶとシートバックやドアパネルにシルバーのアクセントが追加され、座面とシートバックが「デイトナシートっぽい」デザインへと変更されます。
なお、レザーだと12色を選ぶことができ、薄いグレーの色調を持つセミアニリンレザーも選択可能(1色しかない)。
標準/スタイルシートともに「アルカンターラ」も選択でき、「レザー」を選んだときとはやや構成されるカラーに変化があります。
まずこちらはレザー(グレーがかったカラーが多い)。
こちらはアルカンターラ(全14色)。
全体がアルカンターラになるのではなく、シートの中央部分とドアインナーパネルがアルカンターラへと変更されるようです。
アルカンターラではブラウンやベージュ系の選択肢が増え、この「クレマ」もアルカンターラ専用色。
カーペットはレザー/アルカンターラを選択した場合でも共通で10色を選択可。
選ぶ色で結構イメージが変わりますね(フロアマットは「Purosangue」のロゴあり/なしを選べる)」。
インテリアのディティールだと、ステアリングホイールやダッシュボード周り、センタートンネルのサイドなどをカーボンファイバーへと変更する「カーボンインテリア・アップグレード」も。
こちらはノーマル。
なお、今回公開されたコンフィギュレーターには反映されていないものの、今までの例からすると、ステッチやヘッドレストの跳ね馬刺繍(のカラー)も選択できるはずで、ピラー内側やダッシュボード、そのインサートなどのカラーを個別に選ぶこともできると考えて良さそうです。
もしぼくがフェラーリ・プロサングエを購入するとなると、ボディカラーはおそらく「ジャッロ・モデナ(イエロー)」「ロッソ・ムジェッロ(ダークレッド)」もしくは「ブルー・コルサ」の3色から選ぶことになりそう。
インテリアだとジャッロ・モデナの場合はCIOCCOLATO(アルカンターラ)にSABBIA(カーペット)、ロッソ・ムジェッロにはTERRA BRUCIATA(アルカンターラ)にBORDEAUX(カーペット)、ブルー・コルサだとCREMA(アルカンターラ)にBLU(カーペット)あたりになるんじゃないかと考えています。
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参照:Ferrari