| おそらくは海外の販売協力店と売り物件情報を共有しているものと思われる |
いずれのプロサングエもオプションが1000万円ほど付与されているようだ
さて、発売後に間髪おかず「予定生産量に達したので」受注が停止されてしまったというフェラーリ・プロサングエ。
フェラーリはカタログモデルであったとしても、希少性を維持するために生産台数を厳しく絞っていますが、プロサングエの初期モデルは「フェラーリオーナーへのギフト」としてV12エンジンを積んでおり、これをオーダーできたのはごく一部のVIP顧客のみであったと言われます。
こういったフェラーリの排他的な販売方法については様々な意見があるものの、ぼくとしては肯定的に受け止めていて、フェラーリに高額なお金を支払い、フェラーリの成長と発展に貢献してきたVIP客が「フェラーリからの恩返し」を受け取るのは当然のことだと考えているわけですね。
ただ、プロサングエそのものはこれで終わりではなく、今後も継続することになり、しかし受注が再開されるとすれば、それは「(296GTB/296GTSと同じ)V6+ハイブリッド」を積んだモデルになるんじゃないかとも言われているもよう。
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すでにフェラーリ・プロサングエの転売枠が登場
そして今回は日本のTPE(東京都新宿区)という会社よりプロサングエの注文枠(オーダースロット)が販売されており、ひとつはこのブルーで(まだ仕様の変更ができるかもしれない)、その価格は50万ユーロ(約6900万円)。※正式発表前の予想レンダリングの画像を使用しているように見える
そしてもうひとつのオーダー枠が51万ユーロ(約7290万円)、さらに3つ目が53万2856ユーロ(7726万円。これはオプション内容が決まっているようだ)にて販売されていますが、TPEはほかにも様々な限定フェラーリの生産枠や車両を販売していて、プロサングエ以外だとデイトナSP3(4億6800万円)や812コンペティツォーネ(ASK)、812コンペティツォーネ・アペルタ(ASK)、そして日本展開50周年記念モデルのJ50(ASK)までも。
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そのほかにはこんなモデルも販売中
そしてこのTPEはよほど強力なネットワークを持っているのか、このほかにもランボルギーニ・カウンタックLPI800-4(ASK)、ランボルギーニ・エッセンツァSCV12(ASK)、ランボルギーニ・シアンFKP37(ASK)、ランボルギーニ・ヴェネーノ(レッドアクセント、800万ユーロ)といった希少車も販売中。
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さらに驚くのはアストンマーティンDB5「ゴールドフィンガー(ASK)」も販売していることで、これはわずか25台のみが生産された、007映画の劇中車と同じ仕様を持つクルマです。
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アストンマーティン・ヴァルハラ(ASK)、アストンマーティン・ヴァルキリー・スパイダー(3億5650万円)、アストンマーティン・ヴァルキリー(4億3200万円)といった掲載がありますが、ちょっと面白いのはアストンマーティンV12スピードスター「トップガン(1億6445万円)」。
何がトップガンかというと、付属するヘルメットがマーヴェリック仕様となっています(アストンマーティンのエンブレムも入っている)。
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参照:TPE