| さすがにモナコではプロモーションの考え方もかけられる金額も桁違い |
そして「お金をかけても」戻ってくるのがモナコなのだと思われる
さて、F1モナコGP開催に合わせ、豪華ヨットの上にフェラーリF40がクレーンで吊り上げられて載せられる様子が話題に。
これを行ったのはAltrなる会社ですが、同社は暗号通貨を使って高級品を購入できる高級オンラインブティックを経営しており、見たところまだスタートしてマもないビジネスのようで、つまりはプロモーションのためにこれを行っている、ということに。
スーパーカーがプロモーションに使用されることは少なくない
なお、スーパーカーは「常に目を引く」「常に話題になる」こともあり、様々なプロモーションのために持ち出されることが多いように思います。
実際のところ、普通のクルマが事故を起こしても話題にはならず、しかしフェラーリが事故を起こすと話題になり、それはたとえ故障して路肩に停まっているフェラーリでも同じことなのかもしれません(つまり、猫と同じように、何をしても話題として取り上げられる)。
よって、こういった形で、とくに富裕層向けのビジネスや、富裕層に憧れる人々を対象にしたビジネスを行う場合にはスーパーカーを使用することが非常に多いと認識していて、たとえば暗号資産などの投資セミナーの会場前にはずらりとスーパーカーが並ぶこともあるといいます。
そしてもちろんこういったスーパーカーは「投資意欲を煽るため」に置かれるものであり、ラスベガスのカジノの中に高級車やスーパーカーを展示して「射幸心を煽る」のと同じだと思われますが、これら高級車やスーパーカーにつき、多くの場合は「レンタル」だとされ、そのためスーパーカーのレンタルビジネスも非常に好調である、とも言われます。
それはともかくとして、1,311台しか製造されず、かつそのうちの少なくない台数が事故や炎上によって失われ、生存する個体が減少してしまっているF40をクレーンで吊り上げ、かつヨットに載せて航行するには相当な勇気が必要なのかもしれません(もちろん保険に入っているとは思うが)。
ちなみにこのヨットは「キンタ・エッセンシア号」、全長180フィート、その価格は4000万ドルだと紹介されています。
ちなみにですが、このAltrは高級車やスーパーカーオーナーが持つクルマを「デジタル化し、それを担保としてお金を借りる(もしくはAltrの提供する商品とトレードする)ことができる」もよう。
そしておそらくは、そのデジタル化されたクルマを分割して別の投資者へと販売したり、ということで利益を得るのかもしれません(ビジネスモデルとしては新しい)。
それはともなくとして、高級車やスーパーカー、ハイパーカーがたくさん走るモナコにおいて、そしてF1グランプリ開催時には海上にたくさんの豪華ヨットが出現するモナコであっても、この「フェラーリF40を載せたヨット」が多くの人の注意を引き、話題になることは間違いないさそうですね。
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