ジュネーブ・モーターショー関連の動画は数あれど、ちょっと面白い動画が公開に。
動画主が各ブースを回り、その自動車メーカーの「本来の発音」をブースに聞いて回ったものです。
やはりドイツ、フランスのメーカーは結構日本語の発音と差があり、イントネーションもちょっと違ったりするのが面白いですね。
動画ではアバルト、アルファロメオ、アストンマーティン、DC、シトロエン、フェラーリ、アウディ、ブガッティ、BMW、フィアット、ホンダ、現代、ジープ、ケーニグセグ、ランボルギーニ、レクサス、マセラティ、マツダ、マクラーレン、モーガン、三菱、メルセデス・ベンツ、日産、オペル、パガーニ、プジョー、ポルシェ、セアト、シュコダ、スバル、スズキ、タタ、トヨタ、フォルクスワーゲン、ボルボなど各ブースの人が「正確な」発音を披露してくれています。
ポルシェが「正しいPORSCHEの発音の方法」を動画で公開。
これを聞くと「ポーシュ」がカタカナだと最も近いように思います。
なお、五木寛之氏の小説「雨の日には車を磨いて」では「ポーシェ」という表記があり、これも結構近い、ということになりますね。
なお実際の本国での発音がよくわからない車や車名は結構多く、例えば「フェラーリ」はイタリアではどう言った発音なんだろうな、と考えたりします(フェッラーリ、が近いのかもしれない。フェラリー、と記載した小説もある)。
加えてドイツ語は特殊な発音が多く、メルセデス・ベンツ、BMWも実際はどんな発音なのだろうと思います。
プジョー、アルファロメオ、シトロエン、シボレー、ベントレーも「本当のところ」は不明で、ランボルギーニだと「ガヤルド」「ウラカン」も国によって結構発音が違う名称でもあります(ガヤルドは国によって”ガッジャルド””ギャラード”と言われたりする)。
外国車の名前というのは発音しにくいもので、それはどこの国の人にとっても同じようです。
今回はイギリス人が正しい外国車ブランドの発音をできるか?という動画ですが、アバルト、シトロエン、ダチア、BMW、現代、マツダなどが収録されており、それぞれイギリス人の発音と現地の人(マツダであれば日本人)の発音とを比較。
同じアルファベットを使用する国同士でも自国の読み方になってしまうのは止むを得ず、もちろん日本でも同様に現地での発音と日本での発音が異なる場合は多いと思われますが、これもカタカナを読みに当てるので仕方のないところですね。
やはり読みにくいのはラテン系の名前だと思われ、「プジョー」は国によってかなり発音が異なりそうですし、「ガヤルド」もかなり差異があります。
また言語によっては「H」を発音しないので(ウラカン=HURACANのような感じ)、「エルメス(HERMES)」「ウブロ(HUBLOT)」も国によって大きく発音が異なり、外国人相手だと時に通じないことも。
なおロレックス(ROLEX)はどこの国でもほぼ同じ発音になる、ということを考えて命名されているようですね。