今後、ウルスは世界中でその走行性能を披露してくれそう
ランボルギーニの生ける伝説、そして元チーフテストドライバー、バレンチノ・バルボーニ氏がランボルギーニ・ウルスをオフロードにてテスト。
同氏はランボルギーニで40年間勤め上げ、現在は定年退職しているものの、いまでもランボルギーニのアンバサダーとして活躍中(退職時には、彼の名を冠したスペシャルモデル、”ガヤルドLP550-2バレンチノ・バルボーニ”が発売された)。
個人としても様々なイベントに参加したり、自身の名義にてアヴェンタドールSV専用エキゾーストシステムを発売したりしていますが、今回は北米のランボルギーニディーラー、ランボルギーニ・ニューポートビーチから借りだしたウルスにてぬかるみの中を走行しています。
ランボルギーニはウルスのオフロード性能を強調
これまでも自身の所有するウラカン、そして仲間の乗るウラカン、参加したイベントの様子などを公開していますね。
ウルスはランボルギーニいわく、「スーパーSUV=SSUV」。
他のスポーツカーメーカーは発売するSUVについて「SUV」という表現を用いることを著しく嫌うものの、ランボルギーニは積極的に「SUV」と主張していることが特徴で、それはおそらく「LM002」という元祖高級SUVを発売していた、という経験から。
そしてウルスは(ある意味で)その後継ということになり、やはりオフローダーとしての性能を発表時から強調していて、ドライブモードは 「STRADA/ストラーダ」「SPORT/スポーツ」「CORSA/コルサ」「SABBIA/サッビア」「TERRA/テッラ」「NEVE/ネヴェ」 の6種類を持ち、後半の3つは砂漠や荒れ地、雪上での走行に適したモード。
さらにランボルギーニはウルスを使用した、「オフロードを含む」ワンメイクレースを企画していて、そのオフロード性能については自信を見せています。
今回走行するのはさほど「オフロード」という感じではないものの、それでも通常の車では走行が難しい環境であるのは間違いなく、ウルスのパフォーマンスの一端が垣間見れる動画であるのは間違いのないところ。
なお、後部座席に乗るのはDaily Driven Exotics氏の盟友とも言えるアレックス・チョイ氏。
同氏もランボルギーニ・ウラカンを所有し、派手にカスタムしていることで知られます。
それでは動画を見てみよう
こちらがウルスをオフロードで走らせる動画、「650HP LAMBORGHINI GOES OFF-ROADING WITH A LEGENDI! *VALENTINO BALBONI」。
見どころはオフロード走行というよりも、やはりバレンチノ・バルボーニ氏の健在な姿かもしれませんね。
そしてもう一本、最近公開されたランボルギーニ・ウルスのレビュー動画、「Lamborghini Urus off and on-road review!」。
EVOマガジンの創設者、そしてYoutubeチャンネル「Harry's garage」を公開しているハリー氏によるもので、「ウルスはSUVの基準値を引き上げた」ともコメント。