| 今ウラカンを購入するならこのFluoカプセルを買うと思う(出るなら早く言ってよ・・・) |
さて、ランボルギーニがウラカンEVOの新バリエーション、「ウラカンEVO Fluoカプセル」を追加。
これは内外装の仕上げを専用としたモデルだと紹介されており、ランボルギーニの伝統的なボディカラーのうち、代表的な鮮やかさを表現したVerde Shock、Arancio Livrea、Celeste Fedra、Arancio Dac、Giallo Clarusの5色が選ばれ、フロントバンパー、サイドスカート、ルーフはマットブラック仕上げとなっています。
インテリアはブラックをベースとしながらもボディカラーにマッチしたエンジンスタート/ストップボタンのフラップ、同じくボディカラーとシンクロしたステッチにて再現されたランボルギーニエンブレム刺繍が特徴です。
なお、ランボルギーニはウルスに対して「ランボルギーニの伝統的なカラー」を反映させた”パールカプセル”を追加していますが、そちらと同様の考え方を持つと言えそうですね(ただしその手法は大きく異なるのがさすがランボルギーニ)。
ちなみに「Fluo(フルオ)」とは「fluorescent(蛍光色を意味する英単語)」に由来するものと思われます。
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ウラカンEVO Fluoカプセルの外観はこうなっている
そしてこちらがウラカンEVO Fluoカプセルの外観。
ウラカンEVOで強調された「ワイド」さが影を潜め、全く別のクルマであるかのような雰囲気です。
こちらは通常のウラカンEVO。
ボディパーツの形状に変化はなく、フロントバンパーの内部がブラックに、サイドステップもブラックに、そしてドアミラーもブラックに。
そしてフロントバンパーとサイドステップのアンダー、ドアミラーにはコントラストを強調するラインが入ります。
こちらはウラカンEVO Fluoカプセルのリア。
リアディフューザーのフィンにはボディカラー同色のハイライトが入ります。
こちらはウラカンEVO。
ディフューザーは(画像の)ボディカラー同色、もしくはブラックが選択可能です。
ウラカンEVO Fluoカプセルではボディカラーが限られ、さらにはカラーを変更できるパーツの範囲も狭いようで(実質、パーツ単位でのカラー変更はできない)、つまり仕様がほぼ固定されているということになるものの、これらの固定された仕様こそが「デザイナーの考えた完成形」なのでしょうね。
こちらはウラカンEVO。
ウラカンEVO Fluoカプセルのルーフもブラック。※リアハッチは画像のルーバータイプのほか、透明ガラスボンネットも選べる
サードパーティでも「ルーフをブラックに」というのはポピュラーなカスタムではありましたが、ウラカンEVO Fluoカプセルではルーフの「センターのみ」がリアハッチとシンクロする形でブラックに。
なお、ブレーキキャリパーはシルバー、ブラック、イエロー、ブルー、レッド、オレンジ、グリーン、ライトグリーンの8色から、ホイールは4つのデザイン(デザインによってシルバーやグレー、ダイヤモンドカット、ブラックがラインナップ)から選べます。
こちらはウラカンEVO。
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ウラカンEVO Fluoカプセルのインテリアはこうなっている
そしてこちらはウラカンEVO Fluoカプセルのインテリア。
基本的にはブラック一択、そしてダッシュボードやシート、ドアインナーパネルのステッチもブラックのみ。
ただしヘッドレストのランボルギーニクレスト(エンブレム)、シート上の「Huracan EVO」文字の刺繍はボディカラーによって変更されるようです。
こちらはウラカンEVO(オプションのスポルティーボ・バイカラーが装着済みで、ウラカンEVOでは様々なカラーやステッチ、それらの組み合わせが選択できる)。
ウラカンEVO Fluoカプセルに用いられるエンジンスタートボタンのフラップはボディカラー同色。
これはかなり特別感のある部分ですね。
ウラカンEVOだとここは(メタリック)レッド。
ウラカンEVO Fluoカプセルにはこの(ウラカンEVO RWDで初登場となった)スポーツシートが標準、そしてコンフォートシートはオプション。
内装の素材はレザー、もしくはアルカンタラから選択ができます。
こちらはウラカンEVO標準のコンフォートシート。
ウラカンEVO Fluoカプセルのボディカラーにはこういった色が揃う
そしてこちらはウラカンEVO Fluoカプセルに用意されるボディカラー。
まずはVerde Shock(グリーン)。
Arancio Livrea(オレンジ)。
Celeste Fedra(ブルー)。
ミントグリーンというかベイビーブルーのような色味で、この色が純正にて用意されるというのはかなり衝撃的です。
Arancio Dac(レッド)。
Giallo Clarus(イエロー)。
現在のところ、このウラカンEVO Fluoカプセルの価格は公開されていませんが(2021年モデルからの受注・納車)、内容からするに標準モデルの「200-300万円プラス」かもしれません。
ただ、標準だとリアフードがルーバーになっていたり、カラーの選択肢を狭めているということもあり、価格上昇は最小限に抑えられるている可能性もありそうですね。
もちろんこの特別仕様を手掛けるのはランボルギーニのカスタム部門「アドペルソナム」ですが、まるで社外チューナーが改造したかのようなこの仕様を純正にて購入できる、ということには驚かされます。
ランボルギーにはTikTokも開始
なお、今回のウラカンEVO Fluoカプセルは「ヤングでスタイリッシュな」ストリートカルチャーをも意識しているといい、そしてこれはランボルギーニが今後狙いたい路線だとも考えられます。
そしてその路線を反映してか、ランボルギーニはTikTokをスタート。
現在投稿されているのはYoutubeにもアップされているハロウィーン向けの一編の動画となっていますが、相当な勢いでフォロワーが増えているようですね。
参照:Lamborghini