| 新型マセラティ・グラントゥーリズモは「安くない」とは考えていたが、ここまで高価になろうとは |
正直、この価格で売れるのかどうかはちょっと疑問
さて、マセラティは新型グラントゥーリズモを発表したものの、まだアナウンスされていなかったのがその価格。
そして今回、まずは北米市場における販売価格が公開されており、ベーシックな「モデナ」が174,000ドルから、スポーティグレードの「トロフェオ」が205,000ドルからということが判明しています(ピュアエレクトリックモデルの”フォルゴーレ”については価格が発表されていない)。
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新型マセラティ・グラントゥーリズモの価格はけっこう高かった
新型グラントゥーリズモには”ネットゥーノ”V6エンジンが搭載され、「モデナ」だと489PS、「トロフェオ」だと550PSを発生しますが、モデナの17,400ドル、トロフェオの205,000ドルというのはかなり高額な設定であり、現在の為替レートだとそれぞれ約2300万円と2700万円くらい。
日本だと先代グラントゥーリズモの価格が2000万円〜2300万円に設定されていたので、この「2300万円と2700万円」というのはかなり高い設定だと考えてよく、さらに日本だと新型グラントゥーリズモの価格は北米よりも高く設定されると考えられるため、よって先代からは大きくその価格が上がるということに。
そして驚くべきは北米でのグラントゥーリズモ「トロフェオ」の邦貨換算価格がMC20の日本国内価格である2664万円を超えているということであり、となればもちろん日本におけるグラントゥーリズモ「トロフェオ」はMC20よりずっと高価なクルマとなるのかも(もしくはMC20を値上げすることで、フラッグシップとしてのポジションを守るか)。
たしかにグラントゥーリズモの内装を見るに、高級さがひしひしと伝わってくるように思われ、シンプルなMC20よりもコストがかかっていることは理解できるのですが、車体そのものにつき、MC20では非常に高価な「カーボンファイバー製モノコック」を使用しており、これを考慮しても、やはりグラントゥーリズモの価格がMC20を超えるというのは(ぼく的に)理解が難しい、と考えています。
そうなると気になるのがグラントゥーリズモ「フォルゴーレ」の価格
そして気になるのがピュアエレクトリックモデルの「フォルゴーレ」の販売価格。
これは3つのエレクトリックモーターを搭載し750PSを発生するという強力なバリエーションであり、当然ながらグラントゥーリズモ「トロフェオ」よりも高価になるはずで、現時点ではいったいどれくらいの価格になるのか想像がつかないものの、そして将来発表されることになるMC20のピュアエレクトリック版(フォルゴーレ)の価格とともに「どれくらいになるんだろうな」と気になってしまいます。
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