| 発売は2020年夏から、すでに先行ティーザーサイトも公開 |
ホンダがサプライズにて「新型ホンダ・シビック・タイプR」を公開。
少し前にホンダは自社のウエブサイトからシビック・タイプRのページを消していて、これが「シビック・タイプR販売終了か・・・」という憶測を呼ぶことに。
ただしGQなどいくつかのメディアがホンダの広報に確認したところ、「発表時期は未定だが、シビック・タイプRはフェイスリフト(マイナーチェンジ)のための準備中」というコメントが返ってきており、新型シビック・タイプRの発表が待たれていたわけですね。
新型ホンダ・シビック・タイプRは基本性能に磨きをかける
なお、ホンダは「シビックセダン」「シビックハッチバック」については1月に新型を発表するとコメントしており、すでにティーザーサイトも用意済み(今回、新型シビック・セダン、シビック・ハッチバックはシビック・タイプRと同時に公開された)。
ただ、シビック・タイプRについてはなんら予告は無く、よって「サプライズ」での発表となっています。
現在のところ新型ホンダ・シビック・タイプRについては詳細は未公開で、発売は2020年夏。
ただしホンダはプレスカンファレンスにて、「新型シビック・タイプRは、サーキットでの走行性能を高めるためにエンジンの冷却性能とブレーキ性能を向上させ、”走る、曲がる、止まる”という基本性能向上を中心に改良を施した」とコメント。
見た目の印象は大きく変わらず、すでに欧州にて先行販売されているシビック・ハッチバックと変わらず「すっきり、そして洗練された」印象に。
フロントグリル、そしてバンパー左右のグリル内にあるウイングが新旧タイプRの識別点だと言えそうです。
すでに先行サイトも公開していますが、おそらくはルノー・メガーヌR.S.トロフィーRに奪還されたニュルブルクリンクFF最速王座を取り戻すべく、これに挑戦状を叩きつけることになりそうですね。
なお、ホンダ・シビック・タイプRを生産する英国工場は2021年に閉鎖を予定しており、今回のシビック・タイプRについてはすでにこれを見越して生産工場が変更されている可能性も(日本で先行発表されたということは、日本の寄居工場製なのかも。たんなる推測ですが)。
ホンダが欧州向けシビックをマイナーチェンジ!日本版は2020年に変更予定なるも生産工場(英国)はじき閉鎖予定。今後タイプR含むシビックの生産は中国がメインに?
ホンダはシビック・ハッチバック、シビック・セダンも公開
そしてホンダはシビック・タイプRと同時に、「シビックハッチバック」「シビックセダン」も公開。
変更内容としては、すでに北米や欧州にて発表されている新型シビック同様で、前後バンパーやグリルが変更され、より「すっきり」しかし洗練され力強い印象へと変更されています。
これらについては1月23日から受注を開始すると発表しており、その内容としては下記の通り。
今回のモデルチェンジでは、立ち止まらずに進化をし続けるという想いのもと、エクステリアデザインの変更に加え、トップロードサンルーフをハッチバックに設定するなど、機能美の上質さをさらに追求。また、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプに標準装備とし、商品の魅力をより一層高めました。
VIA:Honda