また出たホットウィールの魔改造。ホンダ・シティターボIIををまさかのミドシップ化、原型留めぬ「パイクスピーク」仕様へ【動画】

｜　意外とこの軽量コンパクトなシティターボIIを「パイクスピーク用に」というのは現実世界でもアリなのかも　｜

ホンダ・シティは「スラローム」ではけっこう人気のあるモデルだった

さて、いつもトミカやホットウィール、マジョレットなどのミニカーを超絶技巧によってカスタムするジャカルタ・ダイキャスト・プロジェクト。

今回はホンダ・シティ・ターボIIをパイクスピーク仕様へとカスタムしてみたという動画を公開しています。

ホンダ・シティといえばコンパクトなFFカーであり、パイクスピークとはもっとも無縁のクルマであるようにも思えますが、過去にはフォルクスワーゲンがゴルフをツインエンジン仕様へと改造しパイクスピークに挑んだこともあり、「ホンダ・シティのパイクスピーク仕様」というのは（もともと軽量なだけに）荒唐無稽な話ではないのかもしれません。

ホンダ・シティ「パイクスピーク」はこうやって作る

そこで今回、そのホンダ・シティ「パイクスピーク」を制作する過程を紹介したいと思いますが、ベースとなるのはホットウィールのシティターボII。

ボディとシャシーを分離させ、ボディの塗装を剥離し、そしてシャシー側ではホイールベースとトレッドの拡大を行い・・・。

ボディは（ミドシップ化するため）リヤハッチを大きくカットし、サイドにはパテを盛り付けた後、オリジナルのワイドフェンダーを成形します。

フロントはパイクスピークを走るレーシングカーの特徴の一つでもある、ラッセル車のようなフロントウイングを（やはりパテで）再現。

そしてロールケージをプラ棒にて自作し・・・。

車体へと装着。

ざっと大まかな形が完成するとこう。

リアタイヤが「もともとのリヤハッチよりも後ろ」に移動していることがわかりますね。

ここからはエンジン、そして内装を仕上げてゆくことになります。

シティターボII「パイクスピーク」が完成したらこうなった

そしてボディにサフェーサーを吹き、ブラックそしてクリアーの順にペイントした後にディティールアップして完成したのがこちら。

エンジンは見たところ4気筒で、タービン（かなり大きいのでドッカンターボなのだと思われる）やインタークーラーも装着されています。

テールランプはクリアパーツ、そしてスキッドプレートも。

巨大なリアウイング（補強用のクロスバーが入っている）がなんとも大迫力ですね。

ホンダ・シティターボII「パイクスピーク」を作ってゆく過程を紹介する動画はこちら

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参照：Jakarta Diecast Project