プラットフォームは新世代、そのデザインも新世代に
マツダがジュネーブ・モーターショーにて、「新世代商品第二弾」と銘打つ新型コンパクトクロスオーバー、「マツダCX-30(シーエックスサーティー、と読むらしい)」を発表。
これは先日ティーザー画像が公開されたモデルですが、てっきり次期CX-3のスタディモデル(もしくはワールドワイド版のCX-4)かと考えていただけに、「え?30?」という感じです。※新世代ということをアピールするために数字を2桁にしたのかも
ポジションはCX-3とCX-5との中間
CX-30は新型マツダ3(アクセラ)と同じ、スカイアクティブ・アーキテクチャを使用しており、全長は4395ミリ、全幅1795ミリ、ホイールベースは2655ミリ。
おそらくエンジンは新型マツダ3同様となりそうで、であれば「ガソリン2種類とディーゼル1種類」。
なお、マツダ3に採用されるガソリンエンジンは気筒休止システムを持つ2リッターSkyactiv-Gで122馬力で、これはM Hybrid(24Vハイブリッドシステム)との組み合わせられることになり、もうひとつのガソリンエンジンはこの欧州仕様マツダ3への搭載にてデビューとなるSkyactiv-Xで181馬力(こちらもM Hybridとの組み合わせ)。
なお、ディーゼルエンジンは新設計の1.8リッターSkyactiv-Dで116馬力となります。
CX-30はほかのCXモデルに比べると樹脂のクラディング部分の比率が大きいように見え、そのためのボディの塗装部分面積が相対的に小さくなり、そのため「スポーティーな外観」となっているように感じられますね。
サイドウインドウは小さく、リアウインドウの傾斜もゆるく、「クーペスタイル」ということになりそう。
なお、マツダによるCX-30の紹介は下記の通り。
CX-30は、マツダのデザインテーマ「魂動デザイン」*2を具現化したエレガントなスタイルと、SUVらしい力強さとを融合させた新しいコンパクトクロスオーバーです。「日々の生活の中で、大切な人と新しい発見や刺激を感じ、人生を豊かに過ごしていただきたい」との想いを込め開発いたしました。
ご家族やご友人と、どこにでも気軽に出かけ、歓びを分かち合っていただけるよう、大人4人がゆったりと座れる空間と、くつろげる使い勝手の良いパッケージングを実現しました。さらに乗用車よりも高い車高による視認性や乗降性の良さに加え、道幅や駐車場を選ばない小回りが利くボディサイズがもたらす運転のしやすさを追求しています。
またマツダ独自の人間が持つバランス能力を最大限に引き出すことを追求した新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)」や、最新の「SKYACTIV-X」を始めとする幅広い走行シーンで意のままの加減速を可能にするSKYACTIVエンジンシリーズを搭載し、走る・曲がる・止まるといったクルマの基本性能を飛躍的に向上させています。
代表取締役社長兼CEOの丸本明は、「CX-30は、お客さまにとって日々のパートナーとして、なくてはならない存在と思っていただけるように開発いたしました。マツダの「走る歓び」と深化した「魂動デザイン」を世界中のお客さまにお届けできますようマツダの主要拠点で生産いたします。今後もマツダは、新しい商品や技術によって、お客さまにマツダ車を保有する価値を感じ続けていただき、『お客さまと世界一強い絆で結ばれたブランド』を目指してまいります」と述べました。
VIA:MAZDA