| マツダのデザインはたしかに変化しており、これまでに比較するとモデル間の差異が大きくなっているようにも思われる |
さらには立体的、かつダイナミックさが増しているようだ
さて、マツダが新型SUV「CX-60」の最新ティーザー画像を公開。
同時にティーザーサイトも更新され、マツダ初の「EスカイアクティブPHEV」搭載モデルとなることが判明していますが、そのコンセプトについては下記のように紹介されています。
マツダが生み出すすべてのクルマの根底にあるのは、直感的なソリューションです。それはレスポンスの良い爽快な走りと、ドライバーや乗員一人ひとりのニーズを両立させるためのソリューションだと置き換えることもできるでしょう。そして、今回、マツダは伝統と現代が融合した、マツダ初のプラグインハイブリッド車(PHEV)を発表します。内燃機関と電気自動車の特性を生かし、レスポンスの良い走りと効率性を両立させました。
現在、新型マツダCX-90についてわかっていることは少ないが
現時点で新型マツダCX-90についてわかっていることは多くなく、しかし今回新型プラグインハイブリッドパワートレーンが積まれること、そして新しいテールランプを持つこと、さらに充電口が車両右後ろに取り付けられているであろうことがわかります。
ただ、このテールランプ形状についてはなかなか興味深く、横長、そして中央部分のカットはCX-60と共通しており(ナンバープレート取り付け位置や周辺形状も同じ)、直6エンジンを積むラージ商品群はあるていど統一されたデザインを持つことになりそうです。
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【動画】新型マツダCX-60発表!これまで以上にプレミアム、そして日本推し。CX-60 PHEVは史上もっともパワフルなマツダ車となり、何から何までもが新しい
| マツダは本気でメルセデス・ベンツはじめドイツ製プレミアムカーの市場を獲得する意向を持っているようだ ここまで「新しい」設計を持つのであれば、思い切ってデザインを大きく変えても良かったのではと思う ...
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一方でテールランプの「端」はCX-60とは異なるデザインを持っていて、同様の発光グラフィック(ちょっとBMWっぽい)を持ちながらもそれぞれのモデル固有のデザインが与えられ、今までのマツダとはちょっと異なる方針を伺うことも可能です(今までのマツダ車に比較すると、それぞれの差異を図ろうという意図を汲み取れる)。
ちなみにですが、現在の自動車メーカーにおいて、テールランプのデザインはその方向性がいくつか分かれており、横一文字のLEDバー(ポルシェが代表的)、そしてボディ表面とツライチになったもの、もしくはボディに目立たないように埋め込んだもの(主にメルセデス・ベンツ、アウディ、フェラーリ、アストンマーティン)や・・・。
マツダやスバル、BMWのように、ボディから飛び出た形状、さらにはレンズ表面に凹凸をつけたものなど様々なデザインが存在します。
新型マツダCX-90の第一弾ティーザー画像はこんな感じだった
なお、こちらは新型マツダCX-90のティーザー画像第一弾。
このリリース時には以下のような説明が付与されており、マツダがデザインに対して非常に高い注意を払っていることもわかりますね。
私たちは、情熱と精密さをもって、自動車のフォルムに生命を吹き込むことを目指します。デザインだけでなく、光と影が持つ感覚を刺激し、呼び覚ます力を。その結果、私たちの信念と努力の結晶である、エレガントで大胆かつパワフルな自動車が誕生しました。エレガントで大胆、そしてパワフルな感情の道具であり、あなたが共有するすべての体験を、内側も外側もキュレートし、より良いものにするために作られ、設計されています。
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参照:MAZDA