| これは思わぬ「提携による副産物」ではあるが、この他のボディカラーの共有にも期待したい |
もしかするとカローラクロスにおいてもこのソウルレッドクリスタルメタリックが「一番人気」となる可能性も
さて、マツダといえばあの「ソウルレッドクリスタルメタリック」という印象がありますが、今回なんとトヨタがカローラクロスにこのソウルレッドクリスタルメタリックを設定したもよう。
ただしこれは「マツダCX-50とトヨタ・カローラクロスが同じアラバマ州の工場で生産されているため」に可能となったもので、つまりは「米国、かつこの工場で生産される車種の間でのみ」可能となった奇跡だとも考えられます。
トヨタ・カローラクロスの「ソウルレッドクリスタル」はジェットブラックルーフとの組み合わせが可能
なお、2025年モデルのカローラクロスではこのソウルレッドクリスタルメタリックを導入するためかバルセロナレッドがカタログドロップしており、しかしこのソウルレッドクリスタルはジェットブラックルーフと組み合わせることができるため、マツダ車とは一味異なる仕様を実現できそう。
ちなみにですが、マツダは「ボディカラーもクルマのデザインの一部である」と主張しており、実際にいずれのボディカラーもその車体と非常によくマッチしていますが、とくにソウルレッドクリスタルメタリックはマツダの現在のモデル群と魂動デザイン言語を完璧に補完し、曲線を強調し、太陽の下できらめき、その動く姿すらも美しく際立たせます。
そして現在のところ、このカローラ・クロスはトヨタ・ファミリーの中でこのカラーを選択できる唯一のモデルであり、かなりの人気を博すこととなるのかもしれません。
なお、現時点でその画像は公開されていないものの、トヨタは 「アラバマ州ハンツビルにある共同工場、マツダ・トヨタ・マニュファクチャリング(MTM)におけるマツダとのパートナーシップにより、ソウルレッドクリスタルメタリックをカラーパレットに追加するという機会を得ることができた」とコメントしており、近日中にはその姿が公開されることとなるのかも。
ちなみにですが、2025年のカローラクロスではセレスタイト、ジェットブラック、ウィンドチル・パール、ブルークラッシュメタリック、ソニックシルバー、サイプレス等を選択でき、その多くはジェットブラックルーフとの組み合わせが可能となっています。
このほか、トヨタは2025年モデルのカローラクロスにいくつかの細かな改良を加えており、「L」と「S」の両グレードにはマットブラックのミラーキャップが標準装備されたほか、全車にシャークフィンアンテナが採用、そしてAWDとHEVのエクステリアバッジの位置が変更さるといった細かい内容も。
搭載されるパワートレインは2種類で、ひとつは2.0リッター自然吸気4気筒とCVT、もうひとつは2.0リッター4気筒+リチウムイオンバッテリー+3つのエレクトリックモーターで構成されるトヨタ・ハイブリッド・システムでです。
この2025年モデルのカローラクロスは2024年12月下旬にトヨタ販売店に導入される予定だといい、ガソリンエンジンモデルの価格は前輪駆動のLグレードで24,035ドルから、一方でハイブリッドモデルはAWDのSグレードで28,395ドルから始まります。
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