| オーストラリアでは日本車の人気が高い |
オーストラリアのチューナーが日産フェアレディZ(S30)にこれまた日産の、しかしR32-34GT-Rに積まれたエンジン「RB26DETT」をスワップ。
フェアレディZにはもともと直6エンジンが積まれ、RB26DETTも直6なのでサイズ的には収まりそうではありますね。
なお、カスタムのベースとなるフェアレディZとエンジンは日本で購入したもので、これをオーストラリアまで輸送した、とのこと。
「完成車」としては輸入できず、分解して運ぶことに
ただ、オーストラリアの法律で「完成車」としてフェアレディZを輸入することはできず、従ってフェアレディZについていたエンジン、トランスミッション、ブレーキなどは取り外され、日本へと置き去りに。
北米では「完成車」と「パーツ」とで関税が変わるために「バラバラで」輸入するケースもあると言われ、国ごとにけっこう法規が違うものだ、と思い知らされます(日本は完成車でもパーツでも関税はゼロ)。
なお、オーストラリアや北米は関税そして輸入に関する法規は日本に比べてずっと厳しいものの、車検に関してはけっこう「ユルユル」。
逆に日本の場合、輸入は楽ですが車検が厳しく、それぞれ一長一短ではありますね。
ちなみに日産スカイラインGT-Rを最初に「ゴジラ」と命名したのはオーストラリアのメディアだとされますが、オーストラリアでは(同じ右ハンドル国ということもあってか)日本車の人気が高いようです。
それでは動画を見てみよう
こちらがフェアレディZにRB26DETTをスワップする工程を収めた動画シリーズ、「240Z - RB26 Engine Conversion [PART 1]~[PART 3]。
ターボは新しいものを装着しており、その出力は1000馬力に達する、とのこと。
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