| しかしこの仕上げを見るに、「払える人」にとってはそれだけの価値がありそうだ |
さて、日本のチューナー、「クールレーシング」が2016年に販売した日産GT-Rのカスタムカーがドバイにて「4650万円」という値を付けて販売されておりちょっとした話題に。
このGT-Rは「全身ゴールド」に加工されていることが最大の特徴ですが、ブラッククロームのホイール装着、サスペンションのローダウン、スワンネックスタイルのリアウイング装着、給排気系の変更など「ひととおり」の手が入っています。
ボディ表面には「エングレービング」加工
なお、この日産R35 GT-Rはクールレーシングの取り扱う「ローハン」によって制作された車両。
ボディ表面にはエングレーブと呼ばれる加工方法が用いられていますが、これはボディに職人が柄を「手彫り」し、その上にローハンが独自に開発した「IZ METAL(開発には10年かかっているらしい)」塗装を施すことで質感の高い金属調のパネルを実現したものです。
このゴールドのGT-Rについては、シルバーの上にゴールドのキャンディペイントを施すことで実現している、とのこと。
この「エングレービング」「メタルペイント」についてはGT-Rやフェラーリ、ランボルギーニだとシルバーで(施工料金が)2500万円、ゴールドだと3000万円だと紹介されています。
なお、ローハンはほかにもカスタムペイントが施された日産GT-R、そして同じくエングレービング加工を行ったシボレー・インパラもリリース済み。
ただ、このGT-Rのようにボディパネルの入れ替え、エアロパーツの装着にかかる費用は「別」だと思われ、よってこのGT-Rについては相当なカスタムコストがかかっているのは間違いなさそう。
なお、見る限りではウインドウにもゴールドのフィルムが貼られているようですね。
リアディフューザーは巨大なフローティング式、マフラーエンドは拳が入りそうなくらいの太さを持つ「3連」。
ここまでこだわりつつも「ホイールがゴールドではない」のはちょっと不思議ですね。
リアウイングはスワンネック。
ステーはCNC加工が施されたアルミ製のように見えますね。
エンジンにも手が入り、出力ははんと820馬力へ(パーツの一部もゴールド)。
エキゾーストシステムはチタン製です。
クールレーシング「ゴールドGT-R」のインテリアはこうなっている
こちらはこのゴールドGT-Rのインテリア。
エクステリアのインパクトからすると「えっ」というくらい地味ですが、エアコン吹出口、センターコンソールなどにゴールドのアクセントが見られます。
シートはレカロ製へと交換され、ドアインナーグリップもゴールドへ。
画像を見るとドア開口部までもゴールドに変更されており、やはり相当な手間がかかっているのは間違いなさそうです。
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参照:Auto DEALS, ROHAN