| いずれも対象台数は多くはないものの、エルグランドには実際に2件の問題が発生 |
「説明書への記載漏れ」はけっこう珍しい例かもしれない
さて、日産が「エルグランド」「ノート」「ノート オーラ」に対しリコールを届け出。
エルグランドでは令和4年12月20日 ~ 令和5年1月19日に製造された116台、ノートとノート オーラだと令和3年1月7日~令和5年10月13日に製造された894台が対象となっています。
「エルグランド」のリコール内容はこうなっている
そこでまずはエルグランドのリコール内容を見てみると、これは「燃料タンク」に関連するもので、実際に2件の報告があったもよう(事故はゼロ)。
対応としては燃料タンクの確認、そして場合によっては交換となるそうですが、問題の内容としては以下の通り。
燃料タンクにおいて、製造工程が不適切なため、燃料タンク上面の構成部品が適切に溶着されていないものがある。そのため、使用過程における車両振動等により溶着部の一部が剥がれ、燃料を満タンに給油すると当該溶着部から燃料が漏れるおそれがある。
国土交通省
「ノート」「ノート オーラ」のリコール内容はこうなっている
そしてもう一方のノートそしてノート オーラの場合だと、ちょっと珍しい「取扱説明書の記載漏れ」。
チャイルドシートに関する記載が漏れていたことが社内からの情報によって判明し、対象となった車種の説明書を「改訂版と差し替える」という対応を行うとされています。
問題の内容は以下のとおりです(実際に発生した問題や故事はゼロ)。
助手席回転シート架装車の取扱説明書において、本来記載すべきチャイルドシート搭載時に関する注記を記載していないため、保安基準第22条の3に適合しない。なお、チャイルドシートの固定機能に問題は発生しない。
国土交通省
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参照:国土交通省