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| ようやくフェアレディZの新規受注が再開されたのは喜ばしいことではあるが |
いまだに生産能力には「限り」があるようだ
さて、大変苦しい決算発表を行ったばかりの日産ですが、今回は明るいニュースをもたらしてくれ、それは「フェアレディZとフェアレディZ NISMOの2025年モデルを発表し、停止していた受注を11月下旬から再開する」。
なお2025年モデルの発売は2025年2月から、しかし生産台数には限りがあるために受注が再開されたとしても「受注数に上限がある」とのことなので、フェアレディZの注文を考えているならば早めに動いたほうがいいのかもしれません。
ちなみにフェアレディZ NISMOについては今回500台のみが用意され、こちらは抽選販売となるのだそう(受付方法や今後の予定などは販売店へと問い合わせる必要がある)。
新型フェアレディZのボディカラーは全11色に
そして新型フェアレディZの変更点について触れてみると、「SOSコール」が全車標準装備となり、ボディカラーには「ワンガンブルー、ミッドナイトパープル、バイブラントレッド/スーパーブラック 2トーン、ブリリアントホワイトパール/スーパーブラック 2トーン」が追加されて全11色に。※ただし ミッドナイトパープル、432オレンジ、ステルスグレー/スーパーブラック 2トーンの3色は今回の受注対象に含まれず、次回の受注開始時以降でしかオーダーできない
価格については「フェアレディZ」だと6速マニュアルで5,497,800円、9速ATでは5,497,800円、「フェアレディZ Version S(6速MT)」では6,347,000円、「フェアレディZ Version ST」だと6速MTが6,759,500円、9速ATが6,759,500円、フェアレディZ Version T(9速AT)が5,959,800円、フェアレディZ NISMOでは9,302,700円。
なお、今回の受注対象には含まれないものの、ぼく的には(R33/R34 スカイラインGT-Rに採用された)ミッドナイトパープルの設定が最大のトピックだと考えています。
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