スバルが8/7にマイナーチェンジを行った「レヴォーグ」「WRS S4」の販売が好調、と公表。
両者の受注台数が発売一ヶ月にして目標の2.5倍となったとのことで、さらにはオプションの「アイサイトセイフティプラス」装着率が90%を超えており、スバルのコンセプトが市場に浸透した結果と言えるかもしれません。
レヴォーグについては1.6GT EyeSight(1.6リッターターボ/170馬力2,829,600円)から2.0STI Sport Eyesight(2リッターターボ/300馬力、4,050,000円)まで。
構成としては1.6GT EyeSightが11.9%、1.6GT Eyesight S-Styleが9.3%、1.6GT-S EyeSightが24.6%、1.6STI Sport EyeSightが24.9%、2.0GT-S EyeSightが7.9%、2.0STI Sport EyeSightが29.3%。
1.6リッターが70.7%、2リッターが29.3%という構成ですが、それぞれ「もっとも高価なグレード」が一番大きな比率を占め、いちばん高額(405万円)な2.0STI Sport EyeSightが21.4%(1/4近く)もある、というのはちょっと驚き。
WRX S4については2.0GT EyeSight(3,369,600円)が24.9%、2.0GT-S EyeSight(3,736,800円)が75.1%とやはり高価なグレードが圧倒的多数となっていますね。
この販売構成を見る限り、購入している人はしっかりレヴォーグやWRX S4の持つ機能や役割を理解しており、「高くても性能が良いものを」という選び方がなされていて、スバルとしては(その開発の意図が伝わっており)きっと嬉しさに湧いているのでは、と思います。
なお、WRX S4だとSTIになるとホイール大径化とビルシュタイン製ダンパーが装備され、レヴォーグだとやはりビルシュタイン製(倒立式)サスペンションやアルミ製のサスアームなどが標準装備に(スバルは昔からビルシュタインなど有名ブランドの採り入れ方、ビジネスとしての活用方法に優れる)。
スバルはここ最近急激に品質や性能を高めており、特に新しいグローバル・プラットフォーム導入後はそれが顕著。
そのぶん価格帯は上がってきてはいるものの、それを補って余りある性能と装備を持っており、今後もさらに販売を伸ばしそうですね。