| ジムニー女子が大量出現 |
東洋経済にて、「4代目ジムニーが女子にも大人気を呼ぶ理由」という記事が公開に。
これによると新型スズキ・ジムニーは男性のみではなく女性にも非常に高い人気がある、とのこと(スズキから購入者の性別データは公表されておらず、実際の男女比は不明)。
ですが実際に女性に人気が高いのは間違いないようで、「ジムニー女子」の存在をその証左として挙げています。
なぜ新型ジムニーは女性にも大人気?
なお、「ジムニー女子」で検索するとその投稿数は21,600件ほど。
ただしジムニーとは関係のない投稿も多く、「ジムニー」「女子」と実際に関係のない投稿については「”ジムニー”がというキーワードがインスタグラムの検索結果反映のために利用された」「インスタ映えの小道具として活用されているだけ」という感もなきにしもあらず。
↓反面、ちゃんとした「ジムニー女子」も
それでもこういった無骨なクルマが女性に指示されているという事実に間違いはなく、記事ではジムニーの女性人気について「女性でも角ばったモノが好きな人がいる」「男性向けのクルマを乗りこなすのが格好いい」「他のクルマとは違う目新しさ」「アクティブなライフスタイルを連想」という要素を掲げていますが、たしかにそれらはいずれもうなずけるもの。
ちなみにダイハツの軽自動車「トコット」を開発する際、開発チームに出された指示は「カワイイ禁止」だったそうで、男性がよく考える「女性はカワイイもの好き」「女性はピンク好き」というステレオタイプな思考を封印した、とも言われます。
たしかに「女性はカワイイもの好き」「女性はピンク好き」なのはおおよそ間違ってはいないハズですが、いざ自分が乗るとなると「カワイ過ぎて乗れない」という意見もこれまでのアンケートから多く聞かれたそうで、「なんでもカワイければいい、ピンクだったらいい」というわけではない、というようです。
なお、アルコール飲料の「ファーストレディー」も”あまりにストレートな”ネーミングであるために、対象となるはずの女性から敬遠されたという話もあるほどですが、とにかく女性マーケットを狙うには無理に”女性っぽく”する必要はないということなのでしょうね。
加えて東洋経済では、ジムニーの「四角い」デザインは、木の枠組みで家を作るというライフスタイルに親しんできた人びとには「見慣れた」もので、これが親しみを与えたのでは、とも指摘しています。