まさかの「サイドマフラー」も
さて、以前よりWALD(ヴァルド)が予告していた新型ジムニーシエラのカスタムカー「ヴァルド・スポーツライン・ブラックバイソン・エディション」の完成形がお披露目に。
以前には製作途中の様子がヴァルドのブログにアップされていたものの、今回ついに完成した、ということになりますね。
なお、WALDはもともとVIP系チューナーであり、現在は主にトヨタ、レクサス、マセラティ、メルセデス・ベンツ、BMWのアッパーモデルを対象にチューン/カスタムを行なっていますが、その中でも最もアグレッシブなのが「ブラックバイソン」と命名されたエアロキットシリーズ。
ヘッドライトやウインカーまでGクラス風
今回のジムニーシエラも「ブラックバイソン」を名乗るだけあってとんでもない迫力を見せていますが、パーツとしては「フロントバンパースポイラー」「リアバンパースポイラー」「オーバーフェンダー」「ボンネットスクープカバー」「LEDインサートフロントルーフスポイラー」「リアルーフウイング」「ジャパメリカーナ・グリル」で構成されています。
この車両は2月9日より開催される大阪オートメッセにて公開されるようですが、撮影場所も大阪は天保山のようですね(WALDは大阪が拠点の会社)。
その全体像は予想していたよりも遥かにエクストリーム。
メルセデス・ベンツGクラスと言うよりは、マンソリーやブラバスがカスタムしたコンプリートカーをモチーフにしていると思われるものの、それよりもずっとアグレッシブですね。
なお、こちらはブラバスがカスタムしたメルセデス・ベンツGクラス(従来型)。
そしてWALDによるスズキ・ジムニーシエラ「ヴァルド・スポーツライン・ブラックバイソン・エディション」の「Gクラス再現度」はかなり高く、リバティーウォークやダムドよりも「上」。
そしてこちらが「ジャパメリカーナ・グリル」。
メルセデスAMG G63の「パナメリカーナ・グリル」に対抗した、というわけですね。
フロントフード上にもメルセデス・ベンツGクラス同様のウインカーが見えますが、このジムニーのフロントグリルにはもともとのウインカーが残っているので、この追加されたウインカーは別の機能を持つのかもしれず、かつ今回発表されたキットの中には含まれないので、「ショーカー用」装備なのかも。
フェンダーはワイルドなリベット留め。
マフラーはなんと「サイド出し」。
日本でもサイド出しマフラーが認可されたので「合法」だとは思われるものの、これもいまのところ発売予定にはなく、しかしどこかが「必ず」発売してきそうですね。
ヘッドライトもまた新型メルセデス・ベンツGクラスそっくりに。
こちらも発売予定にはなく、しかしマフラー同様に「どこかが」発売するのは間違いなさそう。
こちらがヴァルドが最初に公開した「カスタム構想」。
驚くべき再現度を持っていると言え、「ドアミラーとサイドステップ以外は」完全に実現されているようです。