トヨタがC-HRよりも安価なSUV投入を検討
トヨタがどうやらSUVカテゴリに対して積極的に新型車投入を考えている模様。
最近はコンセプトカーとして「FT-4X」「FT-AC」「Tjクルーザー」を発表し、直近でもレクサス「LF-1」を発表。
もともとトヨタは北米向けに多くのSUV/トラックを持つ会社ではあるものの、世界的なSUVブームを受けてその方向を加速させるのかもしれませんね。
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もうSUV以外での可能性を諦めた?
なおC-HRは日本はじめ世界的な大ヒットとなっており、逆に「社運をかけた」カムリはいまのところパっとしない模様。
ただしこれは「カムリに問題がある」のではなく、「セダンはもはや売れない」という環境に起因しており、トヨタは「もうSUV以外は何をやってもダメ」と考えたのかもしれません。
それはともかくとして、今回トヨタ北米の副社長がメディアに対して「新しいサブコンパクトSUVを2-3年内に投入」と語ったと報じられ、これはTNGAをプラットフォームとして活用した車両、とのこと。
さらにターゲットプライスにおいても「2万ドル」と語っているので、これはC-HRの北米価格(ベーシックモデル)である「22,500ドル」よりも安い価格。
つまりはC-HRよりも安価なモデルを投入するということにもなりますが、これの続報が待たれるところですね。
なおFT-4X、FT-ACに対する市場やディーラーの反響は「非常に大きい」としており、こういったリアクションにも相当な手応えを感じたであろうことも想像できます。
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