
Image:TOYOTA
| さすがは「独立」したGR、ここまでやるとは |
【この記事の要約】
- 限定100台の超希少モデル。ニュルで鍛えられた走行性能
- 304馬力を叩き出す1.6Lターボと最新の8速AT(GR-DAT)
- 専用色「グラベルカーキ」と各所に配されたモリゾウの魂
- カーボン製パーツによる徹底した軽量化と空力性能の向上
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「トヨタ」の呪縛から逃れるとGazoo Racingはこれだけのことができる
つい昨日「トヨタ」の名をそのブランド名から外すと発表した「トヨタ」ガズー・レーシング。
その翌日に突如として特別仕様車「GRヤリス MORIZO RR」をサプライズ発表することに。
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「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を象徴するこのモデルは、マスタードライバーであるモリゾウ(豊田章男氏)自らがハンドルを握り、ニュルブルクリンク24時間レースなどの過酷な環境で鍛え上げられた、まさに「公道を走るレーシングカー」ともいうべき存在です(よくある表現ではあるが、GRヤリス MORIZO RRほどこの表現がぴったりなクルマもほかにないであろう)。
ここで国内100台のみの限定となる超希少モデルのスペック、専用装備、そして他のGRヤリスとは一線を画す「走りのこだわり」を見てみましょう。
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GRヤリス MORIZO RRの詳細
「GRヤリス MORIZO RR」はドレスアップ(コスメチューン)モデルではなく、その中身は、コンマ1秒を削るためにアップデートされた本物の競技用スペックが凝縮されています。
最大の特徴は、エンジンの出力向上に合わせた冷却性能の強化と、最新の8速スポーツAT「GR-DAT」の最適化。
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これにより、プロドライバーのようなシフトチェンジが誰にでも可能となり、サーキット走行でのパフォーマンスを最大化しています。
また、外観においても専用のフロントスポイラーやカーボン製リヤウィングを採用し、もちろんこれらは”お飾り”ではなく、高速域でのスタビリティを飛躍的に向上させるための実戦装備です。
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車種概要、性能・デザイン・スペックなどの特徴
「MORIZO RR」を語る上で欠かせないのが、細部に宿る「モリゾウらしさ」。
デザインの特徴
- 専用カラー: モリゾウお気に入りの「グラベルカーキ」を採用
- カーボンパーツ: エンジンフードや大型リヤウィングにカーボンを採用し、低重心化と軽量化を実現
- シグネチャーカラー: ブレーキキャリパーやステッチには、モリゾウの象徴である「イエロー」を配置
- 署名の刻印: フロントウィンドウには「MORIZO」のサインが入る
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主要スペック表
| 項目 | スペック(プロトタイプ値) |
| 全長×全幅×全高 | 3,995mm × 1,805mm × 1,455mm |
| ホイールベース | 2,560mm |
| 車両重量 | 約1,280kg(軽量化を徹底) |
| エンジン | 1.6L 直列3気筒インタークーラーターボ |
| 最高出力 | 304ps / 6,500rpm |
| 最大トルク | 40.8kgm / 3,250-4,600rpm |
| 駆動方式 | 4WD「GR-FOUR」 |
| トランスミッション | 8速AT(GR-DAT / MORIZO専用制御) |
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競合比較 / 市場での位置付け
GRヤリス MORIZO RRのライバルとして挙げられるのは、ホンダの「シビック タイプR」や、同じトヨタの「GRカローラ」ですが、MORIZO RRが異彩を放つのは、その「コンパクトさ」と「モータースポーツ直結の走り」。
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シビック タイプRがFF最速を追求する一方で、GRヤリスは4WDを活かしたラリー譲りの圧倒的なトラクション性能を武器としています。
とくに「MORIZO」モードではニュルブルクリンクを走るのに最適なイニシャルトルク、そして前後50:50の駆動力配分へと設定されると説明されており、実際にニュルを走るオーナーはそうそういないと思われるものの、とにかく気分が盛り上がる装備であることは間違いない、と思います。
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そしてこの「市販車とは思えない」ステアリングホイールがGRヤリス MORIZO RRの本気度を示しているかのようですね。
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このMORIZO RRは、「ドライバーとクルマとの対話」に重きが置かれているといい、単に速いだけでなく、モリゾウ氏が提唱する「野性味あふれる走り」を実現するため、サスペンションのブッシュ一つひとつの硬度まで細かく調整されている、とのこと。
これは、既存の市販車では到達できない「職人の手仕事」に近い位置付けでもあり、「トヨタ」の名を冠していたいままでのGazoo Racingであれば到達し得なかった領域かもしれません。
結論
「GRヤリス MORIZO RR」は、トヨタがモータースポーツを通じて手に入れた「最高の遊び道具」であり、モリゾウ氏の情熱が具現化した結晶そのもの。
限定100台という枠は非常に狭いものですが(全世界だと200台)、このクルマが市場に出ることは、日本のスポーツカー文化がまだ進化し続けているという力強いメッセージでもあり、その意味においてもGRヤリス MORIZO RRは大きな意義を持つのかもしれません。
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販売については、今年春以降にスマートフォン向けアプリ「GR app」を通じて抽選を受け付けるとアナウンスされており、今までとはちょっと異なる方式に。
今後のことを考えるならば、このGR appは「必須」なのだとも考えられ、まずはアプリをインストールした後、その熱い想いを胸にGRヤリス MORIZO RRの抽選へとチャレンジしてみても良さそうですね。
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なぜ「AT(GR-DAT)」なのか?
かつてスポーツカーといえば「マニュアル(MT)こそが至高」とされてきましたが、しかし、トヨタがこのMORIZO RRで8速AT(GR-DAT)を推しているのには理由があります。
それは、「ステアリング操作とブレーキングに100%集中できる環境」を作るためで、プロレベルの変速スピードを機械が担うことができるからこそ「ドライバーはコーナーへのアプローチやライン取りに専念できる」ように。
これは「速さ」だけでなく「安全に、楽しく走る」ための最新の正解の一つと言えるでしょう。
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オートサロン限定モリゾウ会長アクスタ!
— LC70-MY2023 (@Lc70My2023) January 9, 2026
シークレットのシルエット、農作業モリゾウっぽいけど何が違うんだろうな。
これトヨタ博物館とかでも扱ってくれないかな。#モリゾウ会長ヤバすぎ pic.twitter.com/6QaE4JfPBj
/#トミカプレミアムRacing から
— タカラトミー (@takaratomytoys) January 9, 2026
「トヨタ GT レーシング コンセプト ー グッドウッド フェスティバル オブ スピード 2025 エディション」が登場!
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#東京オートサロン 2026のトミカおよびTGRブースにて展示中です!
予約は1月13日(火)タカラトミーモールでスタート予定となります。 pic.twitter.com/LE9UHvhzr0
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