| 新型ESの発表は4月19日、上海モーターショーにて |
さて、レクサスが上海モーターショーにて「新型ESを発表する」とコメントし、一枚のティーザー画像と一片の動画をドロップ。
これはプレスデーである4月19日に公開されることになりそうですが、現行ESは発売からまだ3年しか経過していないため、おそらくはフェイスリフト(マイナーチェンジ)モデル。
おそらくは大きな変更なし?
なお、公開された画像そして動画を見るに、新型レクサスESは現行モデルと大きく変わっていないように見え、そこは「大きく変わった」レクサスISとは大きく異るところ。
今回レクサスが「ESのメイン市場ではなく中国」で真っ先に新型発表する意図は不明ではあるものの、おそらくは今後中国市場を最重要視するという方向性を示しているものと思われます。
すでにレクサスは中国含む中華圏、そして東南アジアにて、アルファード/ヴェルファイアのレクサス版、レクサスLMを発売しており、そのプレゼンスを強めているとも言われ、ここで一気に”畳み掛ける”つもりなのかもしれません。
そして中国においては、LMのほか、今回のESのように(スポーツではなく)「ミニバンやサルーンなど、高級路線」を色濃く押し出すことでほかライバルとの差別化を図る可能性もありそうですね。※一方、アメリカ(北米)ではSUVやスポーツモデルをアピールしてゆくのかも
ちなみに、ちょっと前に話題となった「中国での12台の玉突き事故」のほとんどがセダンだったことでもわかるとおり、中国ではセダンが高い人気を誇っており、レクサスはここに活路を見出そうとしているのかも。
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北米では「レクサスESは売りやすいクルマ」
ちなみに北米におけるレクサスESについて、「非常に売りやすい」クルマなのだそう。
その理由としては「わかりやすいステータス性を持っている」ためで、「管理職に昇進したら買いに行くクルマがレクサスES」だとも言われます。
日本ではあまり実感がわかないものの、アメリカでは「役職や職業とクルマ」が密接に結びついているといい、組めるローンの金額も「収入」のほか「役職」が影響してくる、とも。
たしかにハリウッド映画を見ていると、昇進したらクルマも高級になっていったり、またその逆の様子がよく描かれていますが、あれが「現実」なのかもしれませんね。
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