豪州にて70系ランドクルーザーがアップデート！37歳でもまだまだ現役、ランクル70周年を祝う記念限定モデルが登場

｜　フォグランプやDRLはなんとLED、室内にはUSB端子つき　｜

日本でも70系ランドクルーザー再販待望論が根強いようだが

さて、先日トヨタはフルモデルチェンジ版となる新型ランドクルーザーを発表したばかりですが、今回は地球の裏側のオーストラリアにて、「70系ランクル」の限定モデルが登場しています。

オーストラリアではまだまだ70系ランクルが現役ということになり、今回の限定モデルはトヨタが「BJ型（B型エンジン搭載のジープ）」ランドクルーザーを1951年に発売してから70周年という節目を祝うもので、オーストラリア市場向けにダブルキャブが320台、シングルキャブ200台、ワゴン80台（合計600台）が販売されると報じられています。

70系ランドクルーザーは37歳

なお、70系ランドクルーザーは1984年に発売されているので「37歳」ということになりますが、中東やオーストラリア、アフリカなどでまだまだ現役ということには改めて驚かされます。

この70周年記念の70系ランクルは、現地での最上位グレード「GXL」をベースとし、ワゴン（76系）とピックアップ（79系）両方に対してフレンチバニラ、メルローレッド、サニートープ3色のボディカラーが設定。

そのほかの特別装備としては「TOYOTA」ロゴの入ったブラックグリルが目に入りますが、最近トヨタはこのグリルに力を入れているようで、ランクル300「GR SPORT」にもTOYOTAロゴ入りのグリルが装着されていますね。

今回の70系ランドクルーザー限定シリーズに話を戻すと、このブラック仕上げのTOYOTAグリルのほか、16インチアルミホイール、ヘッドライトのインナーもブラック化。

ちなみにデイライトランニングランプやフォグランプはLED化されていますが、このスタイルとLEDというのがミスマッチでもあり、なんとも面白いと思います。

そのほかは「ヘリテージ」「70周年記念バッジ」が装着され、これらは気分を盛り上げてくれるところでもありますね。

ちなみにこちらはベースとなる「GXL」の通常版。

グリルやヘッドライトに差異があることがわかります。

70系ランクル特別仕様車のインテリアはこうなっている

そしてこちらは70系ランクル特別仕様車のインテリア。

プレミアムブラックシート、ハイラックスから拝借した本革ステアリングホイール、本革シフト、ダッシュボードのウッド風トリム、ブラック＆シルバーのアクセントなどを採用。

センターコンソールには、Type-AのUSB充電ポートを2つ、そしてカップホルダーを2つ追加して実用性を高めたほか、パワーウィンドウを装備しています。

搭載されるエンジンは4.5リッターV8ディーゼルターボ（202馬力）、トランスミッションは5速マニュアル、駆動方式はもちろん4WD。

オフローダーらしくローレンジギアのほか、前後のデフロックを標準装備し、シュノーケルや130Lのディーゼルタンクといった装備も標準化されている、とのこと。

価格についてはワゴンボディが620万円くらい、ピックアップが630万円くらいに設定されています。

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