| 現在のデザイン路線は非常に高い評価を得ており、おそらくはこの新型ハイラックスサーフ(4ランナー)も爆発的な人気を博するであろう |
最も気になるのは「日本市場に導入されるか否か」である
さて、トヨタが新型4ランナー(かつて日本ではハイラックスサーフの名で販売されていた)のティーザー画像を相次ぎ公開し、4月9日に発表を行うとアナウンス。
現行の第5世代は2009年に登場しているので、じつに15年ぶりのフルモデルチェンジということになりますが、それだけの期間モデルチェンジされていないということは「それでも十分売れており、モデルチェンジの必要がなかった」ということを意味すると考えていいのかも。
新型トヨタ ハイラックスサーフ(4ランナー)はどんなクルマに?
そこで今回公開されたティーザー画像を見てみると、(北米では需要が高い)ロールダウンウインドウを備えており、そこから見える室内には大きなタブレット型インフォテインメント ディスプレイを備えることも見て取れます。
デザインとしてはレクサスGXやランドクルーザー250同様の「カクカクした」系統であり、つまりオフロードを強く意識したモデルということがわかりますが、ボディカラーにもランクル250と同様の「ヘリテージブルー」が採用されており、ランクル250と同じ路線上に存在する「レトロフューチャー」なデザインが与えられるのかもしれません。
新型トヨタ 4ランナー(ハイラックスサーフ)の日本国内販売はある?
なお、この第6世代のハイラックスサーフについても、現行同様にボディオンフレーム(ラダーフレーム)を採用すると見られ、これはタコマ、セコイア、そしてランドクルーザーと同じもの。
搭載されるエンジンは282馬力を発生する2.4リッターターボエンジンが搭載されることになり、折りたたみ式3列シートを備えたユーティリティの高いモデルとなり、そしてもっとも重要なのはランドクルーザー250よりも大幅に安価な「求めやすい」モデルになるであろうこと。
参考までに、現行4ランナーの価格は40,155ドルからの設定で、ランドクルーザー250の価格は55,950ドルからとなっていますが、第6世代の4ランナーは(現行モデルまでとはゆかずとも)魅力的なプライシングがなされるものと思われます。
そしてもっとも気になるのは日本に導入されるのかどうかですが、ランドクルーザープラドの後継モデル的位置づけのランドクルーザー250が大きく(そしておそらくは高価に)なってしまったため、それよりもやや小さいであろう4ランナーを日本市場へと投入する意味は十分にあり、さらに5代目と同じくトヨタ自動車田原工場で製造がなされるのであれば、日本国内で販売するためのハードルはぐっと下がり、いっそうの期待が持てるんじゃないかと考えています。
あわせて読みたい、トヨタ/レクサス関連投稿
-
北米版ランドクルーザー250は3グレード展開、ベース価格は55,000ドルから。なんとランクル200比で37%安価な設定がなされ、しかし標準装備は大幅に充実
| ベースグレードとトップグレードが「丸目」、真ん中だけが「角目」に | 装備詳細、オプションの一部も公開される さて、世界一斉にて発表となった新型トヨタ・ランドクルーザー250。日本ではまだ価格等の ...
続きを見る
-
新型レクサスGXの試乗会が北米で開催。ジャーナリスト全員がベタ褒め、「ホームラン」「スタイル、高級感、性能の三拍子が揃っている」【動画】
LEXUS | ここまで多くのジャーナリストを虜にしたクルマも多くはないだろう | レクサスやオフローダーに否定的だった参加者すらも「レクサスGX信者」に転ずる さて、レクサスは13年間ぶりに「GX」 ...
続きを見る
-
新型ランドクルーザー250の北米版コンフィグレーター公開。ボディカラーは最大7色、内装色は2色4パターン。2トーンカラーは350ドル(5.2万)のOP扱い
| 今のところ、北米では納期の長期化といった話題は出ていないようだが | おそらくはここから徐々に受注状況が公開されることになるものと思われる さて、トヨタは欧州、北米にて新型ランドクルーザー250を ...
続きを見る
参照:TOYOTA