| 小柄な人が内に秘める力を示すため「パワー・インサイド」なるコンセプトを採用 |
たしかにあふれるポテンシャルを視覚的に示すデザインが採用されている
さて、インダストリアル系デザイナー、Zhengxuan Xie氏が「アテナ(ATHENA)」なるエレクトリックバイクのデザインを公開。
バイク自体のコンセプトは「小柄なユーザーでも楽しく乗れる電動バイク」、そしてデザイン言語は「Power inside」だとされており、ここでその内容を見てみましょう。
可変式の車体を持つ「ATHENA」はこんな電動バイク
まず、Zhengxuan Xie氏によれば「背の高い人、強い人のパワーは目に見え、視覚的に理解できるものですが、小柄な人のパワーは、体型(ハイトマッスル)ではなく、心の中にある、その人の思考にあります。それが私の考える "Power inside (パワー・インサイド)"です」。
「様々な体型にマッチする」バイクのデザインは珍しいものではありませんが、小柄な人に特化したというのはけっこう珍しいかもしれませんね。
さらにZhengxuan Xie氏は小柄な人の協力を得てバイクのディメンションを決定。
そしてこの「Power inside」という感覚をバイクのデザインに持ち込もうと考え、そこで最終的に採用されたのがトランスルーセント(透明)デザイン。
半透明の素材は、遠目には外側の輪郭の力強さを感じさせ、近づくとさらに車体内部の機械的な構造を見ることができるため、車体内部のパワーを感じ取ることが可能となり、それがユーザーの個性である「Power inside」を表現するのだともコメントしています。
「ATHENA」はヴィジュアルにて機能を表現
そしてこのアテナの面白いところは「機能や構造をヴィジュアルにて表現」しているということ。
たとえばバッテリーパックの性能や・・・。
ラジエターの位置なども文字情報にて表示。
なお、ホイールの構造は「ハブレス」。
技術的には不可能ではなく、しかし(伝達効率や強度等の面における)様々な問題から、市販車では採用される例が非常に近い構造でもありますね。
テールランプはシート後方、ホイールカバー後方に内蔵。
車体上部の透明カバーとシートは一体型となっていて・・・。
この部分は交換が可能となっています(タンデムシートやシングルシートへと変更できるものと思われる)。
機能面だと乗降時にはシートポジションが下がり、走行を開始するとポジションがアップするというものも。
「小柄な人向け」というコンセプトをうまく反映したバイクだとは思いますが、現実的な問題として「重量」というものがあり、というのもどうしても電動バイクは重量がかさむことになるためで、現在のバッテリー技術だとこれを解決するすべはなく、これは価格とともに「時間が解決するであろう」課題なのかもしれませんね。
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