| 今回は講談社主導、有名漫画家のオリジナルキャラクターも登場 |
トヨタ・プリウスにおいては2016年にその「40のパーツを擬人化(美少女化)」する「PRIUS! IMPOSSIBLE GIRLS」プロジェクトを実施していますが、今回はプリウスPHVでも同様の企画「PHVenus(PHヴィーナス)」が進行中(最近気づいた)。
ただし以前の企画は「トヨタマーケティングジャパン」つまりトヨタが主導であったものの、今回は「講談社」が進めているようで、やや性質が異なるものに。
東村アキコ、真島ヒロも参戦
前回の企画だと24人のアーティストが「ハイブリッドトランスアクスル」などプリウスの40のパーツに付き擬人化していたのに対し、今回はプリウス6つのパーツについて、それぞれ6人の漫画家がこれを擬人化しています。
ここでざっとその内容を見てみましょう。
4眼ヘッドランプは東村アキコ
プリウスPHVの表情を決定づける「4眼ヘッドランプ」のキャラクターは「海月姫」の東村アキコ作。
きらびやかな女性を描かせるとピカイチですね。
デュアルモーターは「FAIRY TAIL」の真島ヒロ作。
充電ケーブルは「ヒミズ」の古谷 実作。
ムっとした表情がいいですね。
ソーラーパネルは「ああっ女神さまっ」の藤島 康介作。
ダブルバブルウインドゥは「ちやはふる」の末次 由紀作。
トヨタはサブカル好きだ
トヨタはこういった企画が大好きなようで、けっこう前からアイドルグループとのジョイント、最近ではC-HRと「北斗の拳」「大友克洋」「ストリートファイター2」とのコラボが有名。
ただしこういったコラボについてはトヨタ社内でも賛否両論あるようで、というのもトヨタのオフィシャルサイトやそれぞれの車のページからこういったキャンペーンページへと「直接飛べない」ため。
おそらく一部の重役には「おふざけ」のように受け取られてしまい、そのためにトヨタのブランドサイト、各車のサイトから「切り離されて」いるのだと思われます(今回のPHVenusについてもトヨタからは飛べない)。
なお、北斗の拳とCH-Rのコラボにおいて、「ヒャッハー!いい車乗ってんなぁ~!」というハイテンションなザコキャラのセリフ、そのあとに表示された「いい車のページはこちら」というクールな商業的表示との対比が今でも記憶に残るところ。