シボレーがカマロGT4.Rの価格を発表。
これはFIAの定めるGT4規格にマッチしたレーシングカー。
開発パートナーはプラット&ミラー・エンジニアリングで、6.2リッターLT1/V8エンジンをサーキット走行用にチューン。
トランスミッションもレギュレーションにあわせてシーケンシャル(パドルシフター)に変更済みとなっています。
もちろんボディパーツも変更され、フロントには大きなスポイラー、リアには大きなウイングを装備しダウンフォースも万全。
GT4カテゴリはGT3の下位に位置し、比較的コストを抑えてレースに参加できる反面、車両の開発もかなり制限。
よって「その車の持つポテンシャル」が直接勝敗を分けると言っても過言ではない、ある意味で非常にシビアなカテゴリでもあります。
シボレー・カマロはニュルブルクリンクを7:16,04で周回するなどその基本性能の高さを見せつけており、レースにおいてもこのGT4.Rは猛威をふるいそうですね。
なおGT4用としてはBMWからM4GT4、ポルシェからはケイマンGT4が発売されているほか、KTM X-bow、フォード・マスタング、アウディR8、メルセデスAMG GT4といった参戦可能な車両が発表されており、多彩なメーカーが熾烈な争いを繰り広げることになりそうです。
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