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舞台は2088年のトーキョー・シブヤ!デザイナーが未来のレースとレーシングカー「ホンダ・サイバーレース」公開

2018/07/01

| 2088年、シブヤでの市街地レースが開催 |

フランス人CGデザイナー、Frédéric LE SCIELLOUR氏の考えた”HONDA CYBER RACE(ホンダ・サイバーレース)”。
2088年のレースを想定していて、舞台はトーキョー・シブヤ(東京・渋谷)。
ビルの間を縫うようにして設置された「空中」コースでレースを行うという想定です。

なお車両はフルエレクトリック、遠隔操作、ホログラムといった技術が盛り込まれている、とのこと。

レースにはエンターテイメント性を追加

なお、コースはこんな感じ。
通過するとブーストが掛かるゾーンや逆にパワーを失うセクションなど、ゲーム性が強調されています。

使用するマシンはこんな感じ。
タイヤに相当する部分は「四角」ですが、内側には物理タイヤが隠れているようです。

Frédéric LE SCIELLOUR

タイヤのカバーのような部分には、観客がそのマシンのステータスを把握できるようにホログラムにて「順位」「タイヤ残量」「バッテリー残量」などが表示。
マシン自体もプレイヤーのレベルに合わせて性能が制限されたり開放されたりするようです(LV.1~17まである)。

Frédéric LE SCIELLOUR

後ろから見るとこんな感じ。
タイヤは「YOKOHAMA」を想定しているようですね。

Frédéric LE SCIELLOUR

上から見るとこう。
「攻殻機動隊」ほか「危険」「日本」「暴体」などの漢字が見られます。

Frédéric LE SCIELLOUR

フランスでは日本の漫画(MANGA)が大人気だとは聞きますが、漫画やアニメ(ANIME)、ゲームの影響を存分に受けたレンダリングだといえそう。

Frédéric LE SCIELLOUR

タイヤは6輪すべてが動くようですね。

Frédéric LE SCIELLOUR

マシンの核となるバッテリー部分。

Frédéric LE SCIELLOUR

以前にインドのタタだったと思いますが、無人かつ遠隔操作にて走らせるクルマでのレース構想を立ち上げていたと記憶しており、そしてやはり将来的には「無人の」レーシングカーをコントローラーにて操り、世界中からプレイヤーが参戦するといったレースが主流になるのかもしれませんね(もしくはレディプレイヤー・ワンのように完全にバーチャルになってしまうか)。

そうなると自らの身体への「危険」がなくなる半面、「死と隣り合わせ」という緊張感もなくなって、けっこう無茶をしたりライバルを道連れに自爆と言った輩も出てきそうですが、そこは以降の「参加資格剥奪」等といった制裁で対応する必要があるのかもしれません。

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