| イグニッションモデルの代表はタミヤ出身、そのクルマ愛がハンパない |
クルマの仕様はもちろん、付属品やケースにもこだわりが満載
さて、国産車を中心に1/64、1/43、1/18スケールのミニカー(モデルカー)を展開するイグニッションモデル。
これは静岡県の株式会社ティーケーカンパニーの展開するブランドですが、ハンドビルドによる超精密仕上げの製品をリリースしていることで知られ、コレクターの間では高い人気を誇ります。
そこで今回、新製品として頭文字D、リバティーウォーク関連などユニークなコレクションが発売されており、その内容を見てみましょう。
頭文字Dに登場するマツダRX-7、トヨタ ハチロクの予約受付が開始
そこでまず、こちらは高橋涼介のサバンナRX-7(FC3S)。
価格は23,100円、100セットのみの限定販売です。
コミックス41巻に登場する固定ヘッドライトのカーボンボンネットにGTウイングという仕様を持っています。※頭文字Dに登場するクルマは同じ個体であっても様々な仕様があるのでコレクターは大変だと思う
スケールは1/43、レジン製。
そして面白いのは高橋涼介のフィギュアが付属することで、高橋涼介に近い体格の男性を3Dスキャンし、そのうえで3Dプリンタにて出力したものだと紹介されています(服のシワまでもが再現されている)。
そしてこちらは藤原拓海のハチロク(AE86)。
やはりスケールは1/43、価格は23,100円、そして100セットのみの限定販売。
20巻以降のカーボンボンネット仕様となっており、外装だと8スポークホイール、内装だとおなじみカップホルダーも再現されています。
車両そのものも3Dスキャンによって精巧に再現されていますが、こちらも藤原拓海の体格に似た男性モデルを3Dスキャンしたうえで3Dプリントされたフィギュアが付属し、ケースの背景にはコミックスの1シーンを再現したバック紙が付属しています。
そのほかにはこんなモデルも新登場
そしてこちらは1/64サイズのパガーニ・ウアイラR(3,740円)。
ダイカスト製だそうですが、一見するとダイカスト、1/64サイズとは思えないほどの素晴らしい出来栄えですね。
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こちらは1/64サイズのパガーニ・ゾンダ・チンクエ(3,740円)。
2018年のニュルブルクリンク24時間レースに出場したポルシェ911R(1/64)。
印刷やデカールによる車体グラフィックの再現が困難であったためか、価格はちょっと高めの4,840円。
こちらはランボルギーニ・アヴェンタドールのリバティーウォークバージョン、さらに「トロン」。
1/64スケールにもかかわらずフロントフード、ドア、エンジンフードが開閉するという仕様を持ち、そのぶん価格は高めの15,400円に設定されています。
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このR35 GT-Rもリバティーウォーク仕様、そしてマルティニカラーを再現したグラフィック。
1/18サイズだけあって各部の質感も申し分なく、マフラーの「焼け色」までもが再現されています(35,200円)。
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こちらはリバティウォークのデモカー、「LB-ER34 Super Silhouette SKYLINE White/Yellow」を1/18サイズにて再現した限定モデル(60台のみ、42,000円)。
スーパーシルエット参戦車両をイメージしたカラーリングのほか、バケットシートやロールケージなど内装のディティールも再現されていますが、リバティーウォーク代表である加藤渉氏のフィギュアが付属します(なんと本人を3Dスキャンしたもので、肌の質感までも表現されている)。
ちなみにパッケージには加藤渉氏のサインがプリントされているようですね。
最後はランサーエボリューション X。
1/43サイズのレジン製で、CE28Nホイール(ブロンズカラー)にローダウン、さらにRALLIART製フロントリップ、RALLIART製インタークーラーといった仕様を持っていますが、特筆すべきはMIVECターボエンジン(4B11)が付属すること。
もちろんこのエンジン、そして車両も実物を3Dスキャンしモデル化したもので、エンジンには木製の台座とエッチングプレートが備わるというこだわりよう。
イグニッションモデルのいずれのモデルも、その車両はもちろんですが、付属品やケース、パッケージも強いこだわりが見られ、コレクター心理をよくわかっている、と唸らされるものばかり。
ちなみにティーケーカンパニーの高林徹氏はそのキャリアをタミヤ模型にてスタートさせているそうなので、その「こだわり」にも納得です。
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