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| アイオニック9は2年前に発表された「セブン・コンセプト」の市販バージョンである |
相当に市場を研究し尽くした、魅力あふれる一台だと言っていい
さて、韓国ヒョンデがLAオートショーを前にアイオニック9(旧アイオニック7)を発表。
これは北米で強く求められる「3列シート」を備えるミニバンで、最大429馬力、最大335マイル(約54km)の航続距離を誇る広々としたピープルムーバーです。
アイオニック9は、3つのパワートレインから選択肢を提供し、豊富なボディカラーや装備をもって市場へと投入されますが、北米だと(韓国市場では選択できる)ドアミラー代わりのカメラ、そして回転式シートなど一部の装備が(法規の違いによって)選べないとい、しかしアメリカ市場には別途「専用の」魅力的なシートアレンジが採用される、ともアナウンスがなされています。
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ヒョンデ アイオニック9はこんなクルマ
そこでこのアイオニック9をもう少し詳しく見てみると、傘下にあるキアが発売しているEV9と同じく800ボルトアーキテクチャを採用するE-GMPプラットフォームをベースとしており、搭載されるバッテリーは110.3kWh。
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このバッテリーは、350kWの急速充電器を使用すれば、10%から80%までわずか24分で充電可能だとされ、(北米仕様だと)標準でNACS充電ポートを装備しており、テスラのスーパーチャージャーネットワークを利用できるのが大きな利点。
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駆動方式はRWD(214馬力)とAWD(380馬力と429馬力)の2種類で、ミニバンながらも最大5,000ポンド(約2,267kg)の牽引能力を持ち、雪、砂、泥などの設定を持つ「テレインモード」を搭載することで高い走破性を実現しています。
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さらにはV2L、V2H、V2X機能により、緊急時には電力供給源としても機能するというオールマイティさを誇っており、かなり訴求力の高いクルマ(一般家庭での需要を高いレベルで満たすことができる、クルマ以上の存在かもしれない)であるとも考えられます。
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アイオニック9のデザインは、「セブン・コンセプト」で予告された美学を基本にしていますが、パラメトリックピクセルヘッドライトデザインは少し簡素化され・・・。
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セブン・コンセプトよりもバンに近い形となっていて(セブン・コンセプトはもう少しSUVっぽかった)、しかしそれによって乗り降りがしやすくなったうえ、積載性も向上しているように見えますね。
ちなみにヒョンデエンブレムは車体ではなくガラスに表示され、ちょっと存在感が抑えられています(かわりに「IONIQ」が強調されている)。
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ただしセブン・コンセプトでの一つの特徴であったフェンダーはそのまま再現され・・・。
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市販化に際してはアクティブエアロフラップや「アンテナレス(意外ではあるが、ヒョンデでははじめてのアンテナレス車らしい)」によってCd値0.269という低い数値を記録しています。
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ヒョンデ アイオニック9はこんなインテリアを持っている
そしてアイオニック9のインテリアを見てみると、その外観から想像できるとおり「広々とした」空間を持っており・・・。
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2つの12インチディスプレイからなる大きな曲面ディスプレイのほか、物理的なスイッチも備わっています。
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そのほか、標準装備としては8スピーカーのサウンドシステムが装備され、しかし14スピーカーのBoseシステムもオプションで選択できること、すべての3列にUSB-Cポートがあることに加え・・・。
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リラグゼーションシートに(前後に12センチスライドする)ユニバーサルセンターコンソールといった装備もアナウンスされていて、革新的な技術、便利な充電機能、そして長距離旅行やオフグリッド冒険に最適なキャビンを提供するエレクトリックミニバンとして、ファミリーや冒険好きな人々にとって魅力的な選択肢となりそうですね。
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ヒョンデ アイオニック9のプロモーション動画はこちら
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