| ケーニグセグが「アゲーラ」最終モデルを公開 |
ケーニグセグが8年生産を続けた「アゲーラ」の最終モデルとして「ソー(Thor)」と「ヴェーダー(Väder)」を公開。
「ソー」は北欧神話に登場する神で、あの「マイティ・ソー」のことですね。※こちらは製作開始がすでにアナウンスされていたモデル
ケーニグセグはスウェーデンを母国とするメーカーなので、北欧由来のネーミング採用するのは自然なことなのかもしれません。
もう一方の「ヴェーダー」もやはりスウェーデン語だと思われ、こちらは「天気」という意味で、なぜこの名称を使用したのかは不明。
両方とも「ファイナル・エディション(Final Edition)」として「FE」の文字も与えられるようですね。
ケーニグセグが「最後のアゲーラ」、”THOR(ソー)”を製作中。ダイヤを使用し富豪へと納車予定
二台ともグッッドウッドにて展示の予定
なお、二台ともイギリスで開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて展示されるとのことですが、今回数多くの魅力的なニューモデルが展示されるグッドウッドにおいても「もっとも注目される二台」となりそうですね。
↓ちょっとづつ仕様が異なる
「ソー」はこうなっている
「ソー」はアメリカの顧客がオーダーしたものとされ、その顧客は5台しか存在しない「パガーニ・ゾンダ・チンクエ」のうち二台を所有し、ほかにはウアイラBC、ソンダ・トリコローレも所有。
ランボルギーニ・チェンテナリオもガレージに収めているとされ、そうとうなコレクターだと言えそう。
↓北米仕様のサイドマーカーつき
仕様については巨大ウイング、やはり大きなカナードつきのフロントスポイラー/サイドステップという「専用」デザインが与えられ、ブラックカーボンとシルバーカーボンをメインに「ダイヤモンド」の装飾入りとなっています。
重量は1360キロ、出力も1360馬力、つまりパワーウエイトレシオが1:1となる「One:1パッケージ」も装着。
「ヴェーダー」の仕様はこうだ
一方でヴェーダーはスパルタンなクリアカーボンで仕上げられ、そこへダイヤモンドと金粉のアクセントが散りばめられているというゴージャスな仕上がり。
Cピラーには左右人つづのフィン、リアには大きなウイング、そしてウイング上には清流のためのプレートも。
ソー同様に大きなフロントスポイラーも備え、しかしサイドマーカーが見られないことから「北米向け」ではなさそうですね。
やはり出力は1360馬力、スペック的には「One:1」と同じとなるそうです。
それでは動画を見てみよう
こちらがケーニグセグ・アゲーラのファイナルモデルを収めた動画、「Koenigsegg Agera Final Edition」。
この二台がサーキットを走行する様子はまさに圧巻です。
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