ポルシェ・ボクスター(981)のシート清掃。
ぼくのボクスターのシートは2トーンレザーで、シート中央部分は比較的明るいグレーです。
そのため汚れが目立つということもあって、定期的に清掃・メンテナンスしています。
まずはブレーキパーツクリーナーをウエスにしみ込ませ、シート表皮を拭きます。
レザーとはいっても表面の着色には樹脂系塗料を使用しているので、樹脂と同じ扱いでオーケー。
アウディTTに乗っていた頃は洗剤+水でシートを洗っていましたが、ボクスターの場合は表皮がパーフォレイト(穴あき)なのでそれができず、「拭く」に留まります。
ざっと拭くとこんな感じで汚れが取れます(これでも思っていたよりも少なかった)。
同じ要領でステアリングホイール、シフトノブ、ドアのレザー部分も清掃。
気をつけないといけないのは、ドアハンドル部などステッチも明るい色の糸を使用している部分。
ここを汚れた状態のウエスで拭くと、汚れていないステッチ部分に汚れが移ることになります。
ステッチ部分に汚れが移ると非常にやっかいで、落とすのが難しくなるので要注意です。
その後はグリオズガレージのレザー用メンテナンス剤を塗布して終了です。
ボクスターのシートを洗いました(画像は洗う前)。
拭いた、というのではなく文字通り「洗った」わけです。
今まで乗ってきた車においても、本革シートの車については同じように洗ってきたのですが、よく「革を洗っても大丈夫なのか」と聞かれます。
たしかに革を洗うのはどうかとも思いますが、車のシートに使用される革の場合は、革の表面に塗装をしてあり、革がむき出しになっているわけではありません。
車も鉄でできていますが、表面の塗装が車を守っており、「鉄で出来ている車を洗っても大丈夫か」と心配するのと同じようなものと考えています。
よって気にせずガシガシと洗いますが、洗う為のタオルもしくはスポンジと歯ブラシを用意。
洗剤はいつものジョイです。
タオルに洗剤と水をつけ、シートをゴシゴシ洗うわけですが、ぼくのボクスターのシート表皮は「穴開き」なので、あまり水は盛大に使わない方が良さそうです。
中井に水が入ったまま抜けずにカビが生えたり、シートヒーターユニットに損害を与える可能性がある為ですが、そのため穴の開いていないシートよりは水を少なめに。
ドアハンドルもかなり汚れるところで、ステッチまで汚れており、ここは歯ブラシでステッチの中や隙間に入り込んだ汚れを落とします。
これで見違えるようにきれいになりますが、あとは直射日光に当てて自然乾燥。
走行時にシートヒーターを作動させるのも良いかもですね。
車のフロントグラスは汚れます。
外は当然として、なぜか中も(車に乗らなくても、窓を開けなくても)汚れます。
そして、この汚れがついてしまうとなかなかウインドウがきれいになりません。
なんだか曇ったようになり、視界がはっきりしないのですね。
そして車が古ぼけて見えるようになる一因でもあります。
そういった場合、ぼくはタオル(いつものマイクロファイバータオル)に水と洗剤(やっぱりいつものジョイ)を含ませて擦った後、乾いたタオルで水分を拭き取るようにしています。
これでずいぶんウインドウがきれいになりますが、やはり数ヶ月するとまた汚れるので同じように清掃を行っています。
なお、ガラスクリーナー的な市販の製品もありますが、いくつか試したものの、いずれも使用後に油膜のようなものがのこったり、成分がうまく落ちなかったりで、かえって汚れる場合がありました(夜間に乗ると光を乱反射するようで見づらい)。
そのため、ぼくは市販の専用品を使用せず、上記の方法を取るようにしています。
ボクスターのバッテリー充電用に「オプティメート6」を使用することにしました。
夏場はエアコンの使用などでバッテリーへの負荷が高く、かつボクスターはアイドリングストップを採用しているのでなおのことと思います。
また、最近はヘルニアのため長距離の移動機会が無く、ボクスターは通院に使用するだけなので、なおのことバッテリーの負担が大きそうだ、という判断も働いています。
オプティーメート6を使用するには、ターミナルへ充電用ケーブルを取り付ける必要があり、ターミナルのナットをいったん外した後に端子を清掃し、通電を良くするためのケミカルを塗って充電用ケーブルを接続。
バッテリーへアクセスするにはフロントフードを開け、やたらと大きな樹脂カバーを取り外す必要があります。
ただ、これはかんたんに取り外せるようにできており、カバーに設けられたくぼみに手を入れて引っ張るだけでバコっと外れます。
ちなみにぼくはここを開けたのははじめてで、各部がかなり汚れていることに驚いたので、一応清掃を行っています。
なお、このオプティメートは今までガヤルドに使用していたものですが、これをランボルギーニ純正のバッテリーメンテナーへ買い替えるため、事実上ガヤルドからの「お下がり」ではあります。